1次関数の式 y = ax + b はどういう意味?グラフはどう描くの?
1次関数の式の見方がわからず、グラフの描き方が難しいです。式の意味とグラフの書き方を教えてください。
1次関数の式は y = ax + b。グラフにすると直線です。
1次関数の式は y = ax + b。グラフにすると直線です。
1次関数とは
1次関数は直線のグラフで表せる関数です。式は次の形になります。
また、各記号の意味は次の通りです。
1次関数のグラフの描き方
1次関数のグラフは直線です。直線を描くには 2点が決まれば十分。式からその2点を決めるには、切片 b と 傾き a を使います。
手順
-
1. y切片bをとる
式がy = ax + b のとき、グラフは必ず (0,b) を通ります。まずこの点をy軸上に打ちましょう。 -
2. 傾き a を使ってもう1点決める
傾き a とは「x を1進めたときに、y がどれだけ変化するか」を表します。
a = 2 なら「右に1、上に2」
a = -1 なら「右に1、下に1」
このルールで2つ目の点を取ります。 -
3. 2点を直線で結ぶ
あとは定規で結ぶだけで直線が完成します。
例題1: y = 2x + 3のグラフ
y切片3、傾き2 → (0,3) と (1,5) に点を打つ
これが「1次関数 y = 2x + 3 のかき方」を図で示したものです。
- 赤い点 (0,3)→ y切片(スタート地点)
- 緑の点 (1,5) → 傾きを使って決めた2つ目の点(右に1進むと上に2)
- 青い直線 → 2点を結んだ1次関数のグラフ
例題2: y = -x + 2のグラフ
傾き-1 → 右に1進むと1下がる
これが「1次関数 y = -x + 2のグラフのかき方」を図で示したものです。
- 赤い点 (0,2) → y切片(スタート地点)
- 緑の点 (1,1)→ 傾きを使って決めた2つ目の点(右に1進むと下に1)
- 青い直線 → 2点を結んだ1次関数のグラフ
この図と先ほどの y = 2x + 3の図を並べると、「傾きの正負でグラフの向きが変わる」ことがわかります。
傾きと切片の意味を理解する
ここまで、1次関数のグラフをかいてきましたが、改めて傾きと切片の意味をまとめます。
- 傾き→ a は変化の割合:xが1増えるとyがa増える
- 切片→ b は初期値や開始点の意味
例題3(実生活): yをxの式で表しなさい。
初乗り400円で1kmごとに100円加算されるタクシーでxkm走ったときの料金y円
- 傾き100 → 1kmごとに100円加算
- 切片400 → 初乗り料金よって
y = 100x + 400
さらに理解を深めるための例題もチェック
例題4: ある商品は毎日50円ずつ値上がりし、初日の値段は200円でした。x日目の値段yを表す式を作りなさい。
解答
切片→200 傾き→50よって
y = 50x + 200
例題5: yをxの式で表しなさい。
テストの点数yは、勉強時間1時間あたり10点アップする。
ただし何もしなくても40点とれるとする。
解答
切片→40 傾き→10よって
y = 10x + 40
これらの応用問題からわかるのは、1次関数は「固定費+変化する費用」を表すのにとても便利だということです。身近な料金体系や増減を1次関数で表すことができると、数学が生活に直結していることが実感できますね。
1次関数を使った応用問題
問題
直線 y = -x + 4とx軸、y軸で囲まれる三角形の面積を求めよ。
解法
- 1. y軸との交点 (0,4)、x軸との交点 (4,0) をとる
- 2. 三角形の底辺と高さは4
- 3.

まとめ|1次関数とは?グラフをかくポイント
1次関数は「式とグラフが直線で対応する関数」
→ y = ax + bの形で表され、傾きと切片をもとに直線でかけるのが特徴。
切片 b をとる
→ グラフは必ず (0,b)を通る。これがスタート地点。
傾き a を使う
→ xを1進めたとき、yがどれだけ変化するかを示す。正のときは右上がり、負のときは右下がり。
2点を結んで直線を描く
→ (0, b)と傾きを使って取った点を直線で結べば完成。
傾きと切片の意味を理解する
→ 傾き=変化の割合、切片=初期値やスタート地点。生活の中での料金体系や増減を表すときにも役立つ。
ただ実際の学習では、
- 式を見ても「傾きと切片の意味」がつかめない
- グラフをかくときに点の取り方を迷う
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といった壁に直面する高校生は多いです。
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