【分詞】<付帯状況>の分詞構文について。
<付帯状況>の分詞構文について。
付帯状況の分詞構文は,メインとなる文の後に来ないとダメなのですか?「〜しながら」や「そして〜」という意味を表す場合で分詞構文が先に来ることはないのでしょうか?
そして付帯状況が後に来ると決まっているなら,その他の意味,例えば時や理由を表す分詞構文のときには後に来ないのですか?
そうだったら付帯状況は簡単に意味を見分けることが出来ますよね?
細かいことかもしれませんが,回答よろしくお願いいたします!
進研ゼミからの回答!
こんにちは。
いただいた質問について、さっそく回答いたしましょう。
【質問の確認】
付帯状況の分詞構文は、必ずメインとなる文(=主節)の後に来るのか,という質問ですね。
【解説】
<付帯状況>の分詞構文は,メインとなる文(=主節)の後に置かれることが多くありますが,「…しながら」という場合,文頭に置かれる場合もあります。
【例】Smiling brightly, she waved her hand.
(明るくほほえみながら,彼女は手を振った)
<時>や<理由>を表す分詞構文は,主節の前に来るのがふつうです。ただ<理由>を表す分詞構文の場合,例外もあるので,学習アドバイスに記載しました。
【アドバイス】
<付帯状況>の分詞構文が,文中に置かれる場合もあります。
例)The train, starting from Osaka, arrives in Tokyo at ten.
(列車は大阪を出発して,10時に東京に着きます)
また,<時>を表す分詞構文は文頭に置くのがふつうですが,<理由>を表す分詞構文は文頭・文中・文尾に置かれます。
例)He remained silent, not knowing what to say.
(彼は何と言ったらいいかわからなかったので黙っていた)
※この分詞構文を文頭に置くことも可能です。
⇒ Not knowing what to say, he remained silent.
教材には,「分詞構文の用法」についての説明がありますので,参考にしてください。
文法のルールと同時に例文を覚えて応用していきましょう。
それではこれで回答を終わります。これからも『進研ゼミ高校講座』にしっかりと取り組んでいってくださいね。
英語のQ&Aランキング
- 【動名詞】①<make + O + C >構文の訳し方②間接疑問文における疑問詞の訳し方
- 【関係詞】1文の中に動詞が2つある場合について。
- 【仮定法】Had it not been for …が表す意味
- 【文の種類】Is, Doesで始まる疑問文の違い
- 【不定詞】It seems that + S'+V'…→ S + seems + to 不定詞の書き換えについて
全体のQ&Aランキング
- 【動名詞】①<make + O + C >構文の訳し方②間接疑問文における疑問詞の訳し方
- 【数列】Σの和の求め方
- 【関数と極限】∞+∞=∞とは
- 【三角関数】0<θ<π/4 の角に対する三角関数での表し方
- 【指数・対数関数】1/√aを(1/a)^r の形になおす方法
「分詞」Q&A一覧
- 【分詞】haveを用いた使役動詞構文と現在完了
- 【分詞】分詞構文とは?
- 【分詞/時制】分詞構文の時制について
- 【分詞】分詞構文の訳し方について
- 【分詞】名詞を修飾するとき,現在分詞と過去分詞はどう使い分けるのか
- 【分詞】完了形の分詞構文について
- 【分詞】<付帯状況>の分詞構文について。
- 【分詞】C(補語)になる場合の現在分詞と過去分詞
他の教科のQ&Aを見る
【その他にも苦手なところはありませんか?】
わからないところをウヤムヤにせず、その場で徹底的につぶすことが苦手を作らないコツ。
「進研ゼミ」には、苦手をつくらない工夫があります。