【受動態/動名詞】<being+過去分詞>の用い方
<being+過去分詞>の用い方
being+過去分詞がどのような文の際使われるのかわからない。
進研ゼミからの回答!
こんにちは。早速質問に回答していきましょう。
【質問の確認】
【問題】
次の日本文を英語に訳しなさい。
私は“ハカセ”と呼ばれるのが好きではない。(受動態の動名詞を用いて)
【解答】
I don’t like being called “Hakase.”
という問題にあるような<being+過去分詞>はどのような時に使われるのかわからない、
というご質問ですね。
【解説】
<being+過去分詞>という形はあまり見慣れないものですね。
これは「動名詞の受動態」になり、このbeingは動名詞です。
動詞likeはlike to do, like -ingと、to不定詞・動名詞の両方を目的語として後ろにとることができますが、一般的なことを表すには動名詞を用いるのが普通です。
例)I like playing tennis.「私はテニスをするのが好きだ」<like -ing >
「…するのが好きである」の受動態、
つまり「…されるのが好きである」は<like being+過去分詞>で表します。
ここは否定文なので<don’t [doesn’t] like being+過去分詞>となりますね。
例)He doesn’t like being ordered like that.「彼はそのように命令されるのが好きではない」
他に動名詞の受動態の例文を挙げましょう。
例)I hate being scolded by my father. 「私は父に怒られるのが嫌だ」
like同様、目的語にto不定詞・動名詞の両方を取る動詞hateのあとに用いられます。
例)I’m afraid of being barked by that dog. 「私はあの犬にほえられるのを恐れている」
ofのあとにも動名詞が続くので、動名詞の受動態が用いられます。
【アドバイス】
今回は動名詞の受動態について説明しましたが,同様にto不定詞の受動態<to be+過去分詞>についても教材で確認しておくと,さらに知識が広がりますよ。
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