【関係詞】前置詞+関係代名詞の表現
前置詞+関係代名詞の表現
That is a boy who I talked with yesterday.という文を、
That is a boy with who I talked yesterday.と書き換えることはできますか。
進研ゼミからの回答!
こんにちは。
今回の質問についてお答えしていきましょう。
【質問の確認】
That is a boy who I talked with yesterday.という文をThat is a boy with who I talked yesterday.と書き換えることはできるでしょうか。つまりwith whoとすることができるか、というご質問ですね。
【解説】
関係代名詞が前置詞の目的語になる場合、前置詞が関係代名詞の前に置かれるという点は理解できていますね。 この英文の関係代名詞節を元の文の形に直してみると
I talked with a boy yesterday.となります。
a boy はwithの目的語だから、基本的な考え方では、関係代名詞は目的格のwhomになります。
したがって、That is a boy with whom I talked yesterday.が正しい表現です。
しかし、with whomという形はとても堅い文語的な表現なので、普通は前置詞は後置されます。
つまり、That is a boy whom I talked with yesterday. となります。
そして、さらにこのwhomはwhoで代用されることが多いので、
That is a boy who I talked with yesterday.となるわけです。
〈注意〉この文のwithを前に出すことはできません。
次の例文で確認しておきましょう。
例)He is the man on whom we are dependent. 「彼は私たちが頼りにしている男だ」
= He is the man whom we are dependent on.
= He is the man who we are dependent on.
= He is the man we are dependent on. *目的格の関係代名詞は省略できます。
【アドバイス】
前置詞と関係詞についてよく考えていますね。今回のwhoのほかにも前置詞を前に置けない関係代名詞にthatがあります。確認してみましょう。
これからますます長い英文を読むようになりますが、どんなに長くて複雑そうに見える英文でも、文構造を整理して考えると、文意がつかみやすくなりますよ。前置詞や関係代名詞が文中でどのような働きをするのか常に考えていくとよいですね。
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