【関係詞】関係代名詞を用いて,2文を1文にする方法
関係代名詞を用いて,2文を1文にする方法
41ページ問2(2)の答えを
Marian has a dog that runs very fast.
としたのですがそれではだめですか?
進研ゼミからの回答!
こんにちは。
いただいた質問にさっそくお答えします。
【質問の確認】
【問題】
下線部を関係代名詞の先行詞にして関係代名詞を用いて,次の2文を1文にしなさい。
Marian has a dog. The dog runs very fast.
という問題について, Marian has a dog that runs very fast.としてはいけないかというご質問ですね。
【解説】
関係代名詞を用いて2文を1文にする問題です。
関係代名詞は代名詞の働きと2つの節〔文〕を結びつける接続詞の働きをします。2つの節〔文〕で共通な名詞を先行詞とし,もう一方の共通な(代)名詞を関係代名詞で置き換え,先行詞の後につけ,関係代名詞節が先行詞〔前の名詞〕を後ろから修飾します。
Marian has a dog that runs very fast. としてはいけないかという質問ですが,
この文だけだと「マリアンはとても速く走る犬を飼っている」という意味で,
文法的にも意味的にも問題ありませんが,問題文をよく見ましょう。
「下線部を関係代名詞の先行詞にして」と指示があります。
この文の先行詞 a dog に下線はないので,この文は指示違反で,
英文としては正しくても,この問題の答えとしては×になります。
Marian has a dog. The dog runs very fast.
の2つの文を下線のある The dog を先行詞にして1文にします。
a dog を関係代名詞に置き換えて,先行詞の The dog に which[that] Marian has の関係代名詞節をつけて主語を作り,主節の残り runs very fast を続けます。
The dog which[that] Marian has runs very fast.「マリアンが飼っているその犬はとても速く走る」が正解となります。
【アドバイス】
この問題のように答えが2つ考えられるような問題は解答を絞るために条件をつける場合が多いので,問題文をよく読み指示がないか確認しましょう。
これからも「進研ゼミ高校講座」の教材を活用し、学習に取り組んでいってくださいね。
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