【平面ベクトル】ベクトルの表し方
ベクトルの表し方
Dの解説には
「ベクトルOA、ベクトルOBはともに0ベクトルでなく平行でないので、ベクトルOPをこのようにおくことができる」
と書いてあるのですが、なぜそうおけるのか、わかりません。
どういったときに、ベクトルOP=sベクトルOA+tベクトルOBのように表せるのか、詳しく教えてください。
進研ゼミからの回答!
こんにちは。チャレンジ数学を利用して授業対策に励んでいますね。しっかり理解していきましょうね。
では、いただいたご質問にお答えいたしましょう。
【質問の確認】
【問題】
直径OPの円に四角形OAPBが内接していて、OA=3、OB=2であり、 = 2 である。このとき、 を用いて表せ。
という問題の解答の最初の立式と解説
【解答解説】
(s、tは実数) ・・・・・・①とおける。
はともに でなく平行でないので、 をこのようにおくことができる。
についての質問ですね。
【解説】
2つのベクトル 、 において、 ≠ 、 ≠ 、 ≠ のとき ・・・・・・(*)
平面上の任意のベクトル は、 = s + t (s、tは実数)の形にただ1通りに表される。
つまり、、 が(*)の条件を満たしていれば、常に
と表せるのです。
これは、 を対角線とする平行四辺形を作ってみるとわかりやすいですよ。
(*)を満たしていればこのように必ず平面上の任意のベクトルはとを使って表すことができますね。
【アドバイス】
今回のベクトルの表し方については、
平行四辺形をイメージして図形的に捉えていくといいですよ。
そして、ご質問の問題についてもう一度考えておきましょうね。
また、様々な問題に取り組んで慣れていくといいでしょう。
「進研ゼミ高校講座」の教材を利用して練習していきましょうね。
そして、また何か疑問に思うことが出てきましたら、質問してくださいね。
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