【現代文】選択式問題での取捨選択方法
選択式問題での取捨選択方法
選択肢を選ぶ時、どれも同じに見えてしまったり、2つまでは絞れても、最後に選んだ選択肢が間違っていたりします。選択肢を正しく選ぶコツがあったら教えてください。
進研ゼミからの回答!
こんにちは。
早速、いただいた質問についてお答えしていきましょう。
【質問の確認】
選択肢を選ぶ時、どれも同じに見えてしまったり、2つまでは絞れても、最後に選んだ選択肢が間違っていたりします。選択肢を正しく選ぶコツがあったら教えてください。
【解説】
選択問題で「どれも同じに見えてしまう」「2つまでは絞れても、最後に選んだ選択肢が
間違いのことが多い」という人は、解く時に「選択肢を見て、なんとなく答えっぽいものを選ぶ」といった方法をとっていませんか。
選択問題も記述問題と同様に論理的に解くことが必要です。問題文を論理的に読み込むだけでなく、選択肢も論理的に読み込んで内容を検討するようにしましょう。
選択問題に解答する基本パターンは次の2つのステップです。
ステップ1・・・選択肢をいきなり見るのではなく、おおまかに答えの方向を考えてから選択肢を見る
ステップ2・・・選択肢の構成と選択肢同士の関係について整理する
実際の作業で効果的なのは、選択肢の文章を「何が」「何に」「どうだ」という点に分け、
どこが選択肢同士で同じか
どこが選択肢同士で違っているのか
どこが問題文と異なっているのか
をマーキングし、問題文と異なっているところには×、合っているところには○、あいまいと思うところには△、などと印をつける
これを実行することで、長い選択肢でも、各選択肢のポイントの違いを見極め、問題文を根拠にした取捨選択の癖をつけることができます。
基本ステップと、選択肢の内容の細かな検討で、論理的に正解を選び、誤答選択肢を消去することができることがわかると思います。
【アドバイス】
選択問題は、正解を選ぶ時も、誤答選択肢を消去する時も、問題文を根拠にしていくことが基本です。これから演習問題に取り組む中で、この視点を身につけていきましょう。
これからも、『進研ゼミ高校講座』を使って、国語の力を伸ばしていってくださいね。
【その他にも苦手なところはありませんか?】
わからないところをウヤムヤにせず、その場で徹底的につぶすことが苦手を作らないコツ。
「進研ゼミ」には、苦手をつくらない工夫があります。