大問番号 | 出題内容 | 配点 |
---|---|---|
1 | 国家の役割と租税負担のあり方(政治、経済) | 28 |
2 | 経済的リスクとセーフティネット(経済、国際経済) | 17 |
3 | 日本国憲法と人権(政治) | 19 |
4 | スポーツ・イベントと経済(国際政治、国際経済) | 19 |
5 | 人の国際移動の多様性(政治、国際政治、国際経済) | 17 |
Total | 100 |
〔第1問〕は、国家の役割と租税負担のあり方をテーマとしたリード文を用いた政治・経済の融合問題で、政治分野・経済分野の幅広い知識が問われた。
問1は、ホッブズの自然状態についての出題であった。問5は日本の財政をめぐるできごとについて時系列による並べ替えが出題された。正確な知識と理解が必要で難しかったと思われる。
問7では、日本・イギリス・ドイツの社会保障給付の対GDP比の表と社会保障の財源構成のグラフの組み合わせを選ぶ問題が出題された。各国の社会保障の特徴についておさえられていたかがポイントとなった。
〔第5問〕は、人の国際移動をテーマとしたリード文を用いて、政治分野や国際分野について幅広く問われた。
問2では、国際社会の地球環境問題への取り組みについて問われており、環境に関する国際会議でどのような決定がなされたかをおさえられているかどうかがポイントとなった。
問3では、日本国憲法が明文で定めている内容を選ぶ文章選択問題が出題された。日本国憲法について、頻出事項以外の部分もしっかりと読み込めていたかどうかが問われた。
政治・経済は、1つのテーマについて様々な面から幅広く問われるので、常に多角的な視点をもってものごとをとらえることが大切である。
〔第2問〕は、経済的リスクとセーフティネットをテーマとするリード文をもとに、経済分野や国際経済分野が問われ、グラフや表を使った問題が2問出題された。
問5は、日本における正規雇用者と非正規雇用者の数の推移を男女別に示したグラフから、正規雇用・非正規雇用に該当するものを選ぶ問題で、男女の雇用の特徴を理解している必要があった。
問6は4か国の1980 年代半ばと2000 年代半ばにおける各国の貧困率について、所得再分配が行われる前と後に分けて示した表をもとに、各国の貧困率と所得再分配の効果をめぐる記述として適当なものを選ぶという問題で、資料の読み取り能力が問われた。
〔第4問〕は、オリンピックと経済についてのリード文をもとに、国際政治や国際経済について出題され、グラフや図を用いた問題も2問出題された。問4は日本・韓国・中国・ブラジルのGDPの実質成長率の推移を示したグラフから、ブラジルを選択する問題で、各国の経済情勢の変遷についての理解が問われた。問7はスポーツ用品の需要供給曲線が示されており、人件費の上昇によって均衡がどのように変化したかが問われた。需要曲線・供給曲線についての正確な理解が求められた。
〔第3問〕は、日本国憲法についての会話文をもとにした出題で、政治について幅広く問われた。
問2は、権利の拡大および救済のための制度をめぐって日本で取り組まれた出来事について、時系列による並べ替えが出題された。
公害健康被害補償法、児童福祉法、アイヌ文化振興法の制定などとともに、障がい者の権利に関する条約の批准(2013 年)という時事的な内容も問われており、時事問題への理解も差がつくポイントとなった。問3は表現の自由、問4は社会権について、それぞれ正文を選ぶ文章選択問題で、いずれも基本的人権についての正確な知識が問われた。
問6は、ポジティブ・アクションとして適当な事例を選択する問題。問題文からポジティブ・アクションについて問われていることをきちんと読みとることができれば、解答は難しくない問題であった。
項 目 | 2013 | 2014 | 2015 |
---|---|---|---|
本 試 | |||
財政 | ○ | ○ | ○ |
日本経済の発展 | ○ | ○ | ○ |
物価問題とインフレーション | |||
都市問題と消費者問題 | ○ | ||
農業問題・食料問題 | |||
中小企業問題 | ○ | ○ | |
公害・地球環境問題 | ○ | ○ | |
労働問題 | ○ | ○ | ○ |
社会保障 | ○ | ○ | ○ |
国際収支と貿易 | ○ | ○ | |
国際経済と国際金融 | ○ | ○ | ○ |
南北問題・日本経済の役割 | ○ | ○ |
項 目 | 2013 | 2014 | 2015 |
---|---|---|---|
本 試 | |||
政治と法 | ○ | ||
民主政治の原理と歩み | ○ | ○ | |
政治体制 | ○ | ||
日本の近代化と大日本帝国憲法 | ○ | ||
日本国憲法の特色(平和主義含む) | ○ | ○ | ○ |
人権 | ○ | ○ | |
国会 | ○ | ||
内閣 | ○ | ||
裁判所 | ○ | ○ | |
行政機能 | ○ | ○ | ○ |
政党と圧力団体 | ○ | ||
選挙と世論 | ○ | ○ | |
地方自治 | ○ | ○ | ○ |
国際法 | ○ | ○ | |
国際連合 | ○ | ○ | |
国際政治の歩み | ○ | ○ | ○ |
軍縮と国際平和 | ○ | ○ | |
資本主義と社会主義 | |||
経済学説 | ○ | ||
企業・家計 | ○ | ||
市場と価格 | ○ | ○ | ○ |
国民所得 | ○ | ○ | ○ |
景気変動と経済成長 | ○ | ○ | ○ |
金融 | ○ | ○ | ○ |
項 目 | 2013 | 2014 | 2015 |
---|---|---|---|
本 試 | |||
政治と法 | ○ | ||
民主政治の原理と歩み | ○ | ○ | |
政治体制 | ○ | ||
日本の近代化と大日本帝国憲法 | ○ | ||
日本国憲法の特色(平和主義含む) | ○ | ○ | ○ |
人権 | ○ | ○ | |
国会 | ○ | ||
内閣 | ○ | ||
裁判所 | ○ | ○ | |
行政機能 | ○ | ○ | ○ |
政党と圧力団体 | ○ | ||
選挙と世論 | ○ | ○ | |
地方自治 | ○ | ○ | ○ |
国際法 | ○ | ○ | |
国際連合 | ○ | ○ | |
国際政治の歩み | ○ | ○ | ○ |
軍縮と国際平和 | ○ | ○ | |
資本主義と社会主義 | |||
経済学説 | ○ | ||
企業・家計 | ○ | ||
市場と価格 | ○ | ○ | ○ |
国民所得 | ○ | ○ | ○ |
景気変動と経済成長 | ○ | ○ | ○ |
金融 | ○ | ○ | ○ |
財政 | ○ | ○ | ○ |
日本経済の発展 | ○ | ○ | ○ |
物価問題とインフレーション | |||
都市問題と消費者問題 | ○ | ||
農業問題・食料問題 | |||
中小企業問題 | ○ | ○ | |
公害・地球環境問題 | ○ | ○ | |
労働問題 | ○ | ○ | ○ |
社会保障 | ○ | ○ | ○ |
国際収支と貿易 | ○ | ○ | |
国際経済と国際金融 | ○ | ○ | ○ |
南北問題・日本経済の役割 | ○ | ○ |
〔第1問〕<問2(2):日本の裁判所についての正文選択>
日本の裁判所の種類や裁判所に関する規定についての知識が問われた。行政と司法の関係についての基本的な事項を正確に理解できていたかどうかで差がついた。基本的な知識は確実におさえよう。
〔第2問〕<問1(11):経済のグローバル化を特徴づける現象についての正文選択>
経済のグローバル化について具体的な現象の理解が問われた。「間接投資」「ヘッジファンド」「コングロマリット」などの経済用語の意味をおさえられているかどうかで差がついた。やや難易度の高い経済用語についても、意味まで理解しておく必要がある。
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