新課程共通テスト科目別対策法 - 数学Ⅱ、数学B、数学C

数学Ⅱ，数学B，数学C

2025　新課程　科目別対策法

新課程の共通テストの特徴

「数学C」の追加によって、大問数、試験時間、配点が変わった！

数学Cの選択問題として「平面上の曲線」と「複素数平面」が追加。また、試験時間が10分増加して70分に。大問数も増えたため配点も変更され、必答問題は「数学Ⅱ」から3大問（52点）、選択問題は「数学B」、「数学C」の2大問ずつから3大問選択（48点）であった。

新課程の共通テストでは
どんな問題が出る？

「数学Ⅰ，数学A」と同様の、会話の中で登場人物が考えたことに沿って解き進めていく問題や、長い文章や図、グラフを使って説明される問題が出るので、与えられた多くの情報の中から必要な数値や方向性を素早く正確に読み取る力が求められる。また、計算結果からわかったことについて、グラフや式、文章を選ぶ問題や、普段使っている定理や公式について深く掘り下げて理解を問われる問題も出る。普段の勉強において、計算して終わりではなく、深く考察しながら勉強しているかが問われている。

今から取り組みたい勉強法

　勉強法　１

まずは基礎固めが重要！　未習分野は授業でしっかりマスター！

「数学Ⅰ，数学A」と同様に、まずはしっかりと基礎を固めよう。長文や会話文の中から読み取った数値や情報は、最終的に数学の問題へ落とし込むので、定理や公式は確実に使えるようになっておこう。計算途中のケアレスミスをゼロにすることも重要。また、「統計的な推測」や「数学C」などで未習分野がある場合は、今後の学校の授業の中で理解していくことを心がけよう。

　勉強法　 2

グラフと式の関係性についての理解を深めよう！

立てた式や計算して出した数値、与えられたグラフ、既知の定理や公式などについて深い考察が求められるので、特徴を意識して図やグラフを描いて数式との関連性に着目したり、定理や公式の成り立ちを筋道を立てて考えることが重要。普段の勉強で問題を解くときから、数式やグラフの意味を言葉に変換できるように意識しておくことが重要だ。