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日本史B

2023共通テスト・本試験(1/14・15実施)分析速報

このページは2023年のものです。
2024年版は1/19(金)公開予定です。

史料文を中心に、多様な史資料を読解・考察・解釈する力が求められた

2022年度同様、受験生にとって初見となる史資料が多く扱われ、史料文・地図・模式図・新聞の見出しを一覧化したものなど、多様な素材の読解を求める傾向が顕著であった。
分野では近年比重の高かった社会経済史の出題が減少し、各分野からバランスよく出題された。時代では近現代史が出題の3分の1以上を占める傾向が踏襲され、そのうち現代史(戦後史)は2022年度同様3問出題された。

傾向と対策が見える!

注目問題 TOP2

1

中世の経済に関する基本用語の内容理解を求める問題

第3問 問5

経済の動きの特徴を示した模式図において、矢印に該当する基本的な用語を組み合わせる問題。国内外の財貨の動きを表す基本的な用語について、どのような場面で扱われるかを考察すれば解答できる。教科書の太字用語の丸暗記学習でなく、本文に目を通して用語の内容理解ができていたかが問われた。

2

複数の初見史料を比較して、
用語知識を時代背景にあてはめて考察する問題

第3問 問3

2つの史料を比較して、史料が出されることになった時代背景を考察する問題。史料の読解からaかbかを選択、共通に示された銭貨の市中での需要を「撰銭」の意味から考察してcかdかを判断する。「撰銭」は基本用語であるが、意味を史料と選択肢にあてはめて考察できるかが問われた。

変化がわかる! データで解剖

2022共通テスト・本試験→2023共通テスト・本試験

  • 問題量 史資料読解が多く、時間の余裕はない

    ■時間・問題量比較

    解答数は2022年度と同じ。読解を要する史資料が多く負担感があり、1問あたりに割ける時間は2分未満であり多くはないが、慌ててしまい指示やキーワードを読み飛ばすとかえって時間をロスするため、落ち着いて取り組む必要がある。

  • 出題形式 組合せ問題が微増

    ■出題形式の比較

    2022年度同様、解答に時間がかかる組合せ問題が多かった。また、受験生が苦手としがちな年代整序問題も例年各大問に1問程度出題されるほか、組合せ問題のなかにも時期理解を求めるものが散見され、歴史事象の内容や時期の着実な理解が求められた。

  • 出題分野 近現代史重視の大問構成は変わらず

    ■ 2023年度の大問タイトル

    例年同様、第1問が時代縦断のテーマ史、第2問以降「原始・古代」「中世」「近世」「近代」「近代・現代(戦後)」の構成で、近現代史中心の出題であった。ただし2022年度に引き続き原始からの出題がなかった。また近年比重の高かった社会経済史の出題が減少し、各分野からバランスよく出題された。

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※進研ゼミ『高校講座』について。矢野経済研究所「2014年版 教育産業白書」をもとに事業者を選定し、自社による第三者機関でのインターネット調査で高校生3,000人を対象に行った2015年4月時点で利用している学習法についての調査結果より。

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「進研ゼミ ハイブリッドスタイル」はお手持ちのiPadでご利用いただけます。

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iPad(第4世代)、iPad Air、iPad Air 2、iPad mini 2、iPad mini 3、iPad mini 4
通信環境

常時接続可能なブロードバンド(光ファイバなど)環境と、無線LAN(Wi-Fi)環境をご用意ください(10Mbps以上を推奨)。

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入会後に、ご紹介者の情報を登録することもできます。入会フォームの「入会後に、ご紹介者の情報を登録する」にチェックを入れてください。

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「入会申し込みページ」の「支払方法等の選択」内にある「ご紹介者」の欄で、 「入会後に、ご紹介者の情報を登録する」を選び、そのまま次の画面に進んでください。

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ご入会のお申し込みをいただく際、オペレーターが「ご紹介者はいらっしゃいますか」とおうかがいします。
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【お申し込み前に必ずお読みください】

●1月号(12/27まで)にご入会した方がキャンペーン対象です。
●受講費は1ヵ月分かかります。2月号以降を継続されない場合は、支払い期間にかかわらず「毎月払い」1ヵ月分の受講費のお支払いとなります。
●1ヵ月で退会する場合は1/10までに電話連絡が必要になります。ご連絡はお電話に限ります。
●退会連絡をいただかない場合、引き続き2月号以降をお届けします。

  • 高1生向け「高1講座」、高2生向け「受験準備講座」については、1月号(12/27まで)にご入会した方は1か月のみの受講が可能です。
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  • 「進研ゼミ高校生向け講座」は、進研ゼミ高校講座・小論文特講を指し、これらの受講経験者への進路調査(2024年度入試)による数字です。「旧帝大」とは、北海道大、東北大、東京大、名古屋大、京都大、大阪大、九州大のこと、「早慶上理」とは、早稲田大、慶應義塾大、上智大、東京理科大のこと、「MARCHG」とは、明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大、学習院大のこと、「関関同立」とは、関西大、関西学院大、同志社大、立命館大のこと、「日東駒専」とは、日本大、東洋大、駒澤大、専修大のことです。
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  • 2019年11月1日に、2021年度以降の大学入試における、「大学入試英語成績提供システム」を使用した英語資格・検定試験の実施見送りの発表が文部科学省よりございました。現在「進研ゼミ高校講座」よりお届けしているご案内について、11月1日以前の入試情報でお届けしているものがございます。
  • 今後お届けするご案内については最新の情報をお届けできるように努めてまいりますので、ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

2019年12月17日に2021年度「大学入学共通テスト」にて予定されていた国語・数学の記述式問題の導入見送りの発表が文部科学省よりございました。現在「進研ゼミ高校講座」よりお届けしているご案内について、12月17日以前の入試情報でお届けしているものがございます。
今後お届けするご案内・教材については、最新の入試情報を踏まえてお届けできるように努めてまいりますので、ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
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