UPDATE 2018.07.30

「なりたい自分」を叶える進路選択 〜経済学×社会貢献型グルメアプリ〜

経済学×社会貢献型グルメアプリ

今、社会で活躍している人々は、どんな学生時代を送り、どんな進路選択をしていたのでしょうか。
今回は大学時代に株式会社を設立し、飲食店の予約を通して途上国の子どもに給食を届けるアプリ「テーブルクロス」を開発・運営する城宝薫さんに、学生時代から現在に至るまでの話を聞いてみました。

海外旅行で貧困問題に直面。「何かしたい」想いが生まれる

—城宝さんの「途上国」への興味関心はいつ頃から生まれたのでしょうか?
城宝薫さん(以下:城宝):起業のきっかけになったのは、7歳の頃です。家族で訪れたインドネシアで、自分と同じくらいの子どもが路上生活をしている姿を見たことがきっかけでした。その光景が頭から離れず、いつも「何かできることをしたい」と想うようになりました。

社会のために何ができるか。原点となる考え方に出会う

—途上国支援というと募金をする、などしかパッと思いつかなかったのですが、どうして株式会社の設立という方法だったのでしょうか?
城宝:今のビジネスの原点となる考え方に出会ったのは高校時代でした。親善大使として派遣されたアメリカで、障がい者を支援するNPO(特定非営利活動法人)を訪問した時「大切なのは、一度きりのボランティアではなく、継続できる仕組みだ」と教えられました。継続して支援していくために、利益を生み出すビジネスが求められていることを知ったのです。
「貧困問題を抱える子どもの夢を支えたい。だから、起業して教育支援をする」。その想いを胸に、経済と経営を学べる立教大経済学部に進学。経済的な視点とデータ解析の技術、組織マネジメントを学び、大学3年で起業しました。

飲食店や海外の子どもたち 皆が幸せになるビジネスを

—現在はどのようなお仕事をされていますか?

現在のお仕事

  • ▲アプリを介して予約した人の数だけ、海外の提携NPO法人を通して途上国の学校に給食が届く仕組み。飲食店からの広告費で事業を運営。

城宝:今は飲食店の予約を通して途上国の子どもに給食を届けるアプリをつくっています。日常生活にある習慣の中で無理なく社会貢献できる仕組みをつくりました。起業してすぐは大変でしたが、ようやく想いが形になってきました。

—お仕事の中でのやりがいを教えてください。

やりがい

城宝:年に数回、私たちの想いをつないでいくために、協力会社の方やスタッフと一緒に現地の子どもたちに会いに行くスタディツアーを開催しています。そこで笑顔の子どもたちと触れ合うと「もっと頑張ろう」って勇気をもらえます。この想いを原動力に、今後もビジネスと社会貢献を両立させていきたいです。

いかがでしたか。皆さんにも幼いころの衝撃的な大変や、ふとしたときにやっている習慣があるのではないでしょうか?自分の過去や習慣が、進路選択のヒントになることもあるかもしれません。

■城宝薫(じょうほうかおる)
立教大経済学部会計ファイナンス学科卒業。株式会社テーブルクロス代表取締役。飲食店の予約を通して途上国の子どもに給食を届けるアプリ「テーブルクロス」を開発・運営。

<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座編集室 ざっきー
8つ離れた弟の影響で保育・教育に興味を抱き、大学では保育学を専攻。現在は高校講座編集室メンバーに。取材した城宝さんは、実は私と同い年。同い年の方が活躍されている姿に刺激を受けました。

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