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UPDATE 2019.12.05

薬学部の4年制と6年制の違いを徹底解剖!

薬学部徹底解剖表紙

北海道大薬学部の先輩チューター、ばろっくです。「薬学部ってことは将来、薬剤師になるのね」と思うかもしれませんが、実は私、大学を卒業しても薬剤師になることができません。

北大薬学部

薬学部には4年制と6年制が存在する!

薬剤師のイメージが強い薬学部。でも実は、4年制と6年制の学科に分かれていて、それぞれ学ぶ内容や将来の進路が異なってきます。

4年制・・・研究者養成

北大薬学部の4年制学科は「薬科学科」と呼ばれていて、主に研究者を養成するコースです。最大の特徴としては、薬学部なのに薬剤師免許を取得できません!私はこの「薬科学科(4年制)」の学生です。4年制とはいっても、9割の学生は卒業後に大学院で2年学ぶので結局6年大学にはいます。将来は企業の研究・開発職などの技術職を目指す人が多いように感じます。

6年制・・・薬剤師養成

6年制の学科は北大では「薬学科」と呼ばれています。みなさんご存知の薬剤師になるためのコースです。北大を卒業した薬剤師さんは調剤薬局だけでなく、病院の薬剤師として活躍する人も多いようです。また、6年制から研究者になる人もいます。

4年制と6年制で同じ点・違う点

3年生の途中までは4年制も6年制もほぼ同じことを学びます。授業も試験も学生実験も共通です。2つの学科の違いが大きくなるのは研究室に配属される3年生の秋以降。

4年制は研究室での実験がメインとなり、授業も自分の専門に特化した知識を身に着けていきます。

一方で6年制は実験もしますが、薬剤師として必要な知識を学ぶための授業や実習、国家試験の対策が本格的に始まります。

北大薬学部の学び

もっと詳しく知りたい人は北大薬学部のHPを参照してみてください!

薬学部生に聞いてみた!

北大薬学部には4年制の先輩チューターの私、ばろっくと、6年制の先輩チューターのききょう先輩もいて、しかも2人とも同学年!せっかくなので、ききょう先輩に協力してもらい、実際に薬学部で学ぶ大学生目線から4年制と6年制の違いを紹介したいと思います。

北大薬学部徹底解剖

それぞれの学科を選んだ理由
ばろっく

私は有機化学の研究がしたい!と思って4年制を選びました。机に向かって試験勉強するより研究室でフラスコとピペット持って実験していたほうが性に合うかなって(笑)

ききょう先輩

私が6年制を選んだ理由は、4年制では取れない薬剤師の資格が取れるからです!薬剤師の資格があれば日本全国どこでも働けるという点が魅力だったので、6年制に決めました!

将来考えている進路
ばろっく

大学を卒業した後は、大学院に進学し、それから企業で研究や商品開発に携わりたいなと思っています。企業の研究職として勤めるには最低でも大学院に2年間通わないといけないというのが現状のようです。製薬企業だけでなく、食品や飲料系の会社も面白そうだなと思っています。

ききょう先輩

私は病院薬剤師として働きたいと思っています。病院で薬剤師としてのキャリアを積むことで、専門薬剤師という資格を取得できるので、より専門性の高い薬剤師としてスキルアップしたいなと思っています。

4年制・6年制のここが大変!
ばろっく

実験が好きな私としては、暗記がメインの試験勉強が大変でしたが、6年制の人の前でこんなことを言うと怒られそうですね(笑)。実験が好きでも、朝早くに研究室に来て、夜遅くまで研究室で実験する日がやむを得ず続くと、少し大変だなって思います。あと、私は有機化学の研究をしていますが、薬学部だけでなく、理・工・農学部などの他の理系学部でも有機化学の研究室はたくさんあるので、薬学部としての強みをどう活かしていくかを考える必要があるのかなと思います。

ききょう先輩

とにかく授業の量も、授業で覚える量も多く、さらに薬局や病院での実習も控えていて本当に大変です!薬の名前とそれが何の病気にどうやって効くか、それぞれの病気の特徴、医療・薬学に関連するたくさんの法律などなど…。薬剤師になるには本当にたくさんのことを覚えないといけません。ちなみにこの前は400個近い薬の一般名と商品名(1つの薬には一般名と商品名の2つの名前が付けられています)を覚えるテストがありました。単純な暗記がすごくしんどかったです・・・。

4年制・6年制のここが羨ましい!
ばろっく

6年制の人に対して羨ましいなと思うことは、それはもう、薬剤師免許が取れることですよね。ききょう先輩も言っていましたが全国どこでも働ける(そしてお給料も良い!)というのは超魅力的ですよね。結局4年制でも研究職に就くためには大学院にもう2年通って、合計6年は大学にいることになるのと、研究職の門戸は狭いという話もきくので、やはり国家資格は羨ましいなと思います。

ききょう先輩

4年制に対して羨ましいなと思う点は授業に選択肢があることです。6年制だとほぼ全てが必修科目で、興味の有無に関わらず授業を受ける必要があります。それに対して4年制では自分の興味に合わせて授業を受けることができるので、その点は良いなと思うことがあります。

薬学部生のとある1日

最後に、薬学部生のとある1日をご紹介します!
やはり、4年制は研究室で実験している時間が長く、6年制は授業の時間が多いことがわかります。

ばろっくの1日

ききょう先輩の1日

薬学部生に聞いてみよう!!!

この記事を読んで薬学部に興味を持ち、もっと深く知りたくなった人は、先輩ダイレクトで私やききょう先輩に直接薬学部について質問することができます!ぜひ活用してください♪

先輩ダイレクト

<この記事を書いた人>
北海道大薬学部 先輩チューター ばろっく
将来、研究に向いていないと感じたら、カフェを開こうかなと思っています。コーヒーとスイーツが好きなので。

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