どもです。文房具ライターのきだてたくです。
高校の11月って、やたらと部活関連や学校のイベントがあって忙しいんですよね。
バタバタし過ぎて勉強するヒマないわ!と言う人もいると思うんだけど、とはいえその後には問答無用で定期テストも来ちゃうわけで、ほんと大変。
1日のうち、睡眠時間が6時間、授業が7時間、通学の往復で2時間としたら、これだけでもう15時間が飛んじゃう計算。そこに部活のハード練だのイベント準備だのをプラスしていったら、あとは残りがどれくらいあるかって話ですよ。
結局のところ、最大の悩みは時間が足りないこと。そこで今回は、その足りない時間を圧縮するために、通学中や部活中でも「どこでも○○できる」系の便利なツールを紹介したいと思います。
どこでも勉強できる?クリップボード
『折りたたみクリップボード』(ナカバヤシ)
まず何をおいても確保したいのは、勉強時間。机の前で落ち着いてテキストとノートを広げたいんですけど、でも、この時期はそれもなかなか難しい。
じゃあもういっそ、ちょっと空いた時間に立ちながらでも勉強できないか、という話ですよ。無茶かもだけど、それくらいやんないと時間が足りないんだから。
- ▲たたんで半分サイズで持ち運びコンパクトな「折りたたみクリップボード」
そこで試してみてほしいのが、クリップボードです。硬い板に紙をとめるクリップがついてるもので、これなら立ちながらでもプリントやノートに書き込みができるというわけ。
ナカバヤシの「折りたたみクリップボード」は、なんとA4サイズのボードが持ち運び時には半分にたたんでA5サイズになる、という従来にはなかったアイデアのもの。
荷物でパンパンに膨らんでるこの時期のカバンでも、これならなんとか入るんじゃないすか?
- ▲折りたためるのに、展開すればボードとしてもきちんと機能するのがすごい。
折りたたみ式とはいえ、開いた状態ではがっちりと1枚の板になるので、安定感はばっちり。
さらに挟んだ紙の下端を固定するポケットのおかげで、そのまま折りたたんでも中のプリントが外に飛び出したりもしません。
立ち勉以外でも、部活の記録用紙やイベントの運営スケジュールを持ち運ぶのに役立ちます。
どこでもスケジュール管理できる?ホワイトボード
『CotiCoti』(欧文印刷)
時間が足りないって話ですから、もちろんスケジュール管理は重要ですよね。
とはいえ、放課後に大会前のミーティングとかやってると、あっという間に時間が過ぎてしまうとか、ありますよね。これはタイムスケジュールの共有がうまくいってないのが要因です。
ならば「このミーティングは何時まで!」と参加者全員がはっきり意識できる仕組みを導入してみましょう。
- ▲アナログ時計+ホワイトボードでスケジュールを把握できる「CotiCoti」
欧文印刷の「CotiCoti」は、アナログ時計とホワイトボードが一体化したスケジュール管理ツールです。
持ち運べるホワイトボードの中央に時計がついており、「△時から■時までミーティング、ここからは練習で、○時に終了!」と時計の針の回りに書き込みできるようになっています。
これなら、誰でもひと目でスケジュールがわかるので、意識共有もバッチリ。
- ▲時計の針とセットでスケジュールが見えるのがポイント。
もちろん自宅に持ち帰って机に置けば、勉強のスケジュール管理にだって役立ちます。
漠然と「□時までは数学で、次が世界史」みたいなことを考えるだけよりも、はっきり時計に書き込んである方が時間の使い方をイメージしやすいんですよ。
どこでも寝られる?ペンケース
『ネムミ』(サンスター文具)
これだけ時間が足りてないと、まず削るのは睡眠時間、という人は多いんじゃないでしょうか。
でも、睡眠不足はパフォーマンス低下に直結するので、わりと危険。勉強の効率だって大幅ダウンやむなしって感じ。
それでもどうしても睡眠時間を削るというなら、せめて昼寝をしてください。空いてる10分、15分でも寝られれば、脳がだいぶスッキリするんですよ。
- ▲枕とペンケースの合わせ技「ネムミ」。左から「ちょいカタ」「さらもち」「もこふわ」タイプ。
ということでオススメなのが、サンスター文具の「ネムミ」。なんと枕にもなるペンケースなんです。
ペンなどが入るポーチ部分をくるっと裏返すと、ふわふわリッチ感触なクッションが現れます。ここに頭を乗せると、もう一瞬で夢の世界へ…zzz
しかも、クッション材別で綿入りの「もこふわ」、マイクロビーズの「さらもち」、さらっと硬めの「ちょいカタ」と3タイプから選べます。
ペンケースも今やお好みの感触で選ぶ時代が来ました。
- ▲あまりに気持ちいいので、ガチ爆睡しかけてます。
昼休みに腕を枕にして突っ伏して寝ている人、いますよね。ところが頭って、ボウリングの玉くらいの重さがあるんです。そんな重量物を腕に乗せて快眠できますか?って話で。
短時間でもスッキリ快適な睡眠を取りたいなら、枕にもなるペンケースは必須アイテムと言えるでしょう。
どんな人間でも、1日に使える時間は24時間、というのは一緒です。
とはいえ、その24時間を効率的に使えるか否かは自分次第。忙しい時期だからこそ、どこでも○○できる文房具を駆使して、よい感じに切り抜けてください。
ただし、あくまでも無理は禁物。本当にツラい時は素直に休んだほうが、結果的に効率的だったりしますからね。