UPDATE 2019.04.01

目覚まし時計に
ボリュームツマミをつけてみた

こんにちは、高校生活応援工作のコーナーです。月1ペースで、工作で高校生活を便利にしようとする(実際に便利になるかは不明)活動をやっています。

ところで、高校生活といえば目覚まし時計ですよね。おりしも4月、新入生のみなさまの中には学校が遠くなって中学時代より早起きをしている人もいるのではないでしょうか。また2年生は中だるみで寝坊しがちなので目覚まし時計必須ですし、3年生は仮眠から目覚めての受験勉強など、今までと違った目覚まし時計の使い方を模索しているかもしれません。

そこで、今回はこんな目覚まし時計のご提案です。

一見、ただの目覚まし時計ですけど、よく見てください。右側になにか、ツマミがついてますね?

目覚まし時計にボリュームをつけたら

果たしてこのツマミ、いったいなんなのか…!?は記事のタイトルでだいたいみなさんおわかりかと思いますが、そうだよ、ボリュームツマミだよ!
というわけで作動風景を見ていただきたいと思います。その前にまず、音を調整できない普通の目覚まし時計から。




あー、うるさいですね。69デシベル。めっちゃうるさい。うるさいから目が覚めるっていうのはもちろんあるわけですが、もうちょっとマイルドに起きたい朝もあるでしょう。そこでボリュームつきです。




なんということでしょう。ON/OFFの二元論だったアラームの世界に、音量の概念が持ち込まれました。今までただ無機質に鳴り響くだけだった電子音が、まるで打ち寄せる波の音のように、あるいは通り過ぎる救急車のサイレンのようです。もはや風流の域。
「マイルドに起きたい」という要望にもみごとおこたえできるでしょう。

つくってみた結果

・音量が好きに変えられて便利!
・電子音なのにもはや風流
・小さくしすぎると普通に寝坊するので注意

というわけで、寝坊に気をつけて高校生活を送ってくれよな!

工作の解説

せっかくなので、つくり方も解説します。

時計を分解するとですね、こういう感じでブザーの部品が入ってます。手でつまんでるのがそうです。

ブザーの音量は電圧で決まるんですね。ブザーにつながってる銅線に抵抗を入れると、電源の電圧が抵抗器とブザーに分かれるので(物理でやる、キルヒホッフの第2法則です)、ブザーの電圧が下がります。すると音が小さくなります。

そこで、今回の主役の登場です。

そのまんま「ボリューム」という名前の部品です。可変抵抗と呼んだりもします。中学の理科で抵抗器っていうのが出てきたと思いますけど、あれの特殊なやつです。ツマミを回すと抵抗値が変えられます。

こんな感じで接続します。

ちなみに上の写真は説明のために分解したまま接続してますが、実際にやってみる場合はケースに穴を開けて銅線を通し、ケースの外側ではんだづけしましょう。さもないとフタが閉まらなくなります。

ボリュームはナットがついていて、装置の外装ケースに埋め込めるようになっています。今回は埋め込むスペースがなかったので、時計の横に厚紙を貼って、コンソールパネル的な感じにしました。で、ツマミをつけて完成。

ボリュームはナットがついていて、装置の外装ケースに埋め込めるようになっています。今回は埋め込むスペースがなかったので、時計の横に厚紙を貼って、コンソールパネル的な感じにしました。で、ツマミをつけて完成。

ちなみに電圧を下げることで音量を調節しているので、元々の音より大きくすることはできません。大きくするのはちょっと難しい話になるので、今回はここまでにして、おいおい機会があればやっていこうと思います。

というわけで、また次回!

<この記事を書いた人>
  石川大樹 
電子工作ライター&「ヘボコン」マスター。

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こんにちは、高校生活応援工作のコーナーです。月1ペースで、工作で高校生活を便利にしようとする(実際に便利になるかは不明)活動をやっています。ところで、高校生活といえば目覚まし時計ですよね。 つける> しない しない /kou_news/ikinuki/img/0648/img_main01.png 1