UPDATE 2018.10.16

文化祭は近い将来役に立つ

ザビエルが出るドラマを撮った

文化祭の季節だ。

僕も高校生のときに動画を撮った。動画、と今風の言い方をしたが当時は自主制作映画と呼んだ。自分でストーリーを考えて友達とドラマを作ったのだ。

当時、日本最高齢の泉重千代さんという人がいて、その人が若い頃にザビエルに出会うという物語だった。 1986年当時120歳と言われていた人だが、若い頃と言っても1880年ぐらいである。ザビエルが来日した時期とはぜんぜん違う。
引き算ができてない高校生だったのだ。
(※今では泉重千代さんの年齢は誤っていたという説が有力らしいけど本筋とは関係ないので略)

そんなポンコツ高校生でも映像を撮るとなると、いろいろやることがある。

1.ストーリーを考える
2.文化祭に間に合うように撮影する日を決める
3.友達に役者やスタッフをお願いする
4.撮影できそうな場所を探す
5.撮影している時はそれ最高!などと盛り上げる
6.編集などこだわりたいところは一人でじっくりやる
7.スケジュール立てたのに間に合わなくて最後徹夜でやる
8.文化祭当日はめだつようにポスター作ったり呼び込んだりする

それで上映してみて受けたかどうかよくわからない感触だったが、とりあえず達成感はあって友達とシェーキーズでピザを食べた。

仕事は文化祭だった

  • ▲とある仕事のようす。カメラマンの手配、場所の確保などふざけるためにがんばった。

これって今考えるとそのまんま仕事なのだ。スケジュールを決めて、作業を分担して、スタッフが不満を持たないように盛り上げて、宣伝して、打ち上げる。

確かに社会人になってから、ずーっと文化祭をやっているような気分である。
次々と締め切りが現れて予定立ててつんのめりながら走っている。だから大変なんだよ、ということはなくてとても楽しい。

文化祭の動画では、夜遅くまで友達の家でアフレコして友達とお父さんに怒られたのだが、大人は夜更かしし放題である。腹減ったらコンビニでからあげ買い放題だ。

文化祭で展示をする場合でも喫茶店でもバンドでも、段取りの仕事っぽさは同じだと思う。大人になったら文化祭のテンションが毎日続くのだと思って期待してほしい。

<この記事を書いた人>
林雄司
デイリーポータルZ編集長。

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