UPDATE 2018.10.01

頭から外すと音楽から英会話教材に変わるヘッドフォンをつくってみた

ヘッドフォン

こんにちは、高校生活応援工作のコーナーです。月1ペースで、工作で高校生活を便利にしようとする(実際に便利になるかは不明)活動をやっています。

前回、「頭から外した瞬間に無音になるヘッドフォン」をつくりました。背後から急に友達がやってきて「何聞いてるの?」とか言ってヘッドフォンを奪われた時、恥ずかしい音楽を聴いてても大丈夫!という優れモノアイテムです。

今回はその進化版ということで、「頭から外した瞬間に英会話教材になるヘッドフォン」をつくってみたいと思います。

勉強しているふりして音楽を聴く

改造されたヘッドフォン

要はですね、ただ無音になるんじゃなくて、頭から外すと別の音が流れるということです。

例えばこれを読んでいるあなたが受験生だったとしましょう。自室にこもっていると、あなたのお母さんはあなたが勉強していると思うわけですよね。でもそうそう勉強ばかりしていられるわけでもない。たまには好きな音楽でも聴いたり…してる時にタイミング悪くお母さんがやって来ました。音楽に夢中で気づかないあなたのヘッドフォンをスッと外して、耳に当てるお母さん。その時ヘッドフォンから聞こえるのは…なんと英会話の音声です。

「あら、勉強熱心ね」ということで、うまくいけばお小遣いの少しでも期待できるかもしれませんね。

今回も、外すと音が変わるきっかけのところは、前回と同じです。前回つくったスイッチをおさらいしてみましょう。

ヘッドフォンのスイッチの動き

黒い部分がスイッチになっていて、頭につけてる時はバンドに接触してます。これが音楽が流れてる状態。頭から外すとスイッチが落ちて、英語の音声に切り替わるという仕組みです。実際に音声を切り替えるところの仕組みは、ちょっと難しい話になるので後で見ていきましょう。

つくってみた結果

・ヘッドフォンを奪われると自動で音楽から英会話教材に
・こうして勉強熱心な受験生を装うことに成功…!

工作の解説

というわけで、つくり方も簡単に説明していきます。まず材料です。

材料

前回使ったヘッドフォン、ステレオケーブル2本(音楽用と英会話用)、電池ボックス。
そして真ん中にある黒いやつが、今回のキモです。

リレー

これはリレーという部品で、電気を流すと内部の配線が変わるんですね。なので電子回路の動作を簡単に切り替えることができます。大小並べてみましたが、今回使ったのは大きい方。

リレーの解説

上の写真は裏から見たところです。一番左の2本の端子に電流を流すかどうかで、右の端子が内部的につながったり切れたりします。
マイコンとか使わずに電気をON/OFFするだけで回路を切り替えられるので、超便利なんですね。今回使ったのは2回路のリレーといって、電気で切り替わる部分(右の3列の端子)が上下に2つあります。これが1回路しかないリレーもあるので注意(足の数が違うのでわかります)。

さて、これをヘッドフォンに組み込むのですが、実物見てもわかりにくいので先に図で説明すると、こうです。

配線図

手書きをスキャンしたので図が荒くてすみません。下の四角いのがリレーで、そこから出てる縦線がその端子ですね。ヘッドフォンのスイッチがONかOFFかでリレー内部の配線が変わるので、ヘッドフォンの音声ケーブルが音楽用のスマホにつながったり、英会話用のスマホにつながったり、切り替わるわけですね。

実際に配線したところがこれです。

リレーを接続したヘッドフォン

写真ではグチャグチャでよくわかりませんが、上の図の通りに接続しています。

ちなみに今回はリレーが2回路のため、オーディオケーブルの左チャンネルとマイナスのみ接続しました。なので音はモノラルになります。

全体像

配線がグチャグチャのところはマスキングテープで巻くと全部隠せますね。
ただし電池ボックスの大きさは隠しきれません。

動作風景も動画にしました。

というわけで、また次回!

<この記事を書いた人>
石川大樹
(雑な)電子工作ライター&「ヘボコン」マスター。

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