UPDATE 2018.09.20

つい読書をしたくなる?
名作の主人公がダメすぎる

読書の秋になりましたが、読書、してますか?
…忙しくて時間がないかもですが、本の中でもいわゆる古典的名作って、特に読む気が起きにくいものでしょう。でも実は、それらにもグッとくる点があるのです。それは、時に主人公が、ダメすぎるということ。

そこで今回は、もしかしたら読みたくなるかもしれない、そんな物語の主人公たちのダメっぷりを、いくつか紹介したいと思います。

ニートすぎてダメ! 『それから』

物語的には恋愛モノとも言えますが、気になるのは主人公・代助の言動。彼の職業は、高等遊民。つまりは現在でいうニート。親元に金をせびりにいって騒動を起こしたり、揚げ句の果てに働かないことのすばらしさを熱弁したりと、すがすがしいまでのダメっぷりを、堪能できることでしょう。

ロマンすぎてダメ! 『ドン・キホーテ』

騎士道物語に夢中になりすぎて、現実と虚構の区別がつかなくなって、自分のことを「ドン・キホーテ」と名乗りだす主人公。あらゆることを騎士道に置き換えてしまい、時には、風車を巨人とみなして戦いを挑んだりすることも。ダメすぎです。
ロマンを求めるのはいいけど、トータルではあまりにダメすぎて、それにつき合わされる馬が不憫でならなくなることでしょう。

インモラルすぎてダメ!『ジーキル博士とハイド氏』

自分の中に善と悪の二面性ってありがちですが、よりによってそのうちの悪の人格(ハイド氏)になれる薬を開発してしまう主人公のジーキルさん。
そんな中2病的なこと、妄想するのはいいけど、実現しちゃうのは、リアルにダメです。ビジュアル的にもいいことないです。
そんなダメライフならではのバッドエンドも要注目です。

ネチネチすぎてダメ!『モンテ・クリスト伯』

周囲の裏切りにより、無実の罪で投獄させられるも、長期的プランでみごと脱獄。その後モンテ・クリスト伯と名乗り、自分を陥れた関係者への、復讐の鬼と化す主人公。同情の余地もあるにはありますが、ネチネチと復讐しまくるのは、人としてちょっとダメ、というかNGです。
にもかかわらず、ドラマにもなるほど「頑張れモンクリ!」と応援したくなる超大作です。

ムシすぎてダメ! 『変身』

主人公が突然ムシになってしまう不条理な物語としておなじみの本作。よってこの場合は、ダメというよりも、ムシ。
開始早々、不条理にムシになってしまうので、これでダメと称されるのはややかわいそうかもしれません。
ただ、ムシになってしまうという異常事態にもかかわらず、その後普通にベッドでウダウダしている点など、ダメな素養も十分垣間見られるので、そんな主人公ザムザの人生をぜひ見届けてみましょう。

…と、このように、ワールドクラスな名作ながらも、ワールドクラスなダメ主人公の物語って結構あるのでした。でもいずれも、人間味あふれる愛すべきキャラたちと言えるでしょう。

というわけで、(各作品のFANの方には大変すみませんでしたが、)もしそんな古典的名作に興味がわいてきたら、「まなびライブラリー(進研ゼミ会員限定)」にもいろいろありますので、ぜひいろいろ読んでみてくださいね。ではまた。

<記事を書いた人>
ヨシダ(ブックオフ大好き人間)
&三三(イラストレーター)。

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名作の主人公がダメすぎる
読書の秋になりましたが、読書、してますか? …忙しくて時間がないかもですが、本の中でもいわゆる古典的名作って、特に読む気が起きにくいものでしょう。でも実は、それらにもグッとくる点があるのです。それは、時に主人公が、ダメすぎるということ。 つける> しない しない /kou_news/ikinuki/img/0328/img_main01.png 1