UPDATE 2018.08.10

英語が話せると楽しそうだ

わかってるフリだけうまい

5月にアメリカに1週間ほど行っていた。サンフランシスコ郊外で開催されたイベントに出展し、その後シアトルに行ってなじみの雑貨店に行き、現地の企業を取材した。こう書くと英語が話せるみたいだ。
だが、ほとんどできない。
シアトルの雑貨店には毎年行っていて、今年で3回目である。なのにカタコトの会話しかできてない。我ながら度胸あるな、と思う。これだけ回を重ねると、わかっているふうの相づちだけはうまくなった。ハーイと挨拶して握手して、相手の目を見て、表情豊かにうなずいているが、何を言っているのかさっぱりわかってない。

今年のはじめに、アメリカで変わった電話を作っている人のインタビューをした。その時は通訳がいたのだが、インタビュー相手が話している時、いつもどおり「ふむふむ」みたいな顔をして聞いていた。
すると通訳が「今のお話はわかってらっしゃったようなので訳さなくていいですね」と言って次に進めてしまった。
いや、フリだから!全然わかってないから。
フリだけうまくなるのはやめた方がいい。

  • ▲たがいに何を言ってるのかわかってないけどはしゃぐ大人(シアトルにて)。

英語でランチミーティング

そして今度は4月。同僚がアメリカからボブ(仮称)が来るから紹介したいと言ってきた。同僚と3人でランチミーティングをしよう、と。するとまさかの展開でその同僚が来られなくなるのだ。

ボブとふたり、ランチミーティングである。その時の会話はこのようなものだった。
ボブ「うまい」
僕「うまい」
ボブ「これはなに」
「魚」
ボブ「いい景色」
僕「そう、渋谷」
ボブ「日本はきれい」
僕「今はいい季節」

英語でランチミーティングというイメージに程遠いぎこちなさ。まるで娘の結婚相手と話す父親である。

こうした経験を重ねて自信を持って言えるのは「英語は話せた方がいい」である。今、世田谷でそう強く思っている男ランキングがあったらTOP10に入る自信がある。かっこいいからとか就職に有利とかではない。英語が話せた方が楽しそうだからだ。

アメリカで変わった雑貨を作っている人に何これ〜と突っ込むことができるし、ボブに冗談を言って笑わすこともできる。英語が話せると笑う回数も親しくなる人も増える。

受験は大事だけど、ついでに英語が話せるようになっておくとその後の人生の楽しさが違う、と思う。

ということでオンライン英会話用のヘッドセットを買った。買っただけだけど。

<この記事を書いた人>
林雄司
デイリーポータルZ編集長。

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英語が話せると楽しそうだ 5月にアメリカに1週間ほど行っていた。サンフランシスコ郊外で開催されたイベントに出展し、その後シアトルに行ってなじみの雑貨店に行き、現地の企業を取材した。こう書くと英語が話せるみたいだ。だが、ほとんどできない。 つける> しない しない /kou_news/ikinuki/img/0255/img_main01.png 1