UPDATE 2019.08.11

テレビをつけると5分後に
勝手に消えるリモコンをつくってみた

こんにちは、高校生活応援工作のコーナーです。月1ペースで、工作で高校生活のお悩みを解消しようとする(実際に解決できるかどうかは不明)活動をやっています。

ところで、高校生活といえばテレビですよね。夏休みのあり余る時間をムダに過ごすにはテレビが一番です。最近はネットの映像配信サービスなどもあり、テレビのライバルは増えてきています。しかし見たい番組を探すことすらせず、リモコンをポチポチ押すだけで何時間もつぶせてしまうテレビはやはり、その後の「ムダな時間を過ごしてしまった…」という後悔の強さもトップクラスです。

時間をムダにしないように自動で消す

テレビ

うちのテレビです。画面全体にモザイクがかかっていますが別にやましい映像を見ているわけではなくて、著作権的なアレへの配慮でモザイクをかけました。消した状態で撮ればよかったなこれ。

リモコン

で、これがリモコンです。今回はこのリモコンを改造して「勝手に消す」機能をつけて、何時間もダラダラ見続てしまうのを防止しようと思います。……と思ったのですが、

テレビの前に置かれた電子回路

改造するよりイチからつくった方が早そうだったので、「テレビをつけて5分後に消すリモコン」を自作しました。では実際に使っている様子を見てください。



うちのテレビはつくのが遅いので最初少しタイムラグがありますが、ピッタリ5分後にはテレビが消えました。

つくってみた結果

・ピッタリ5分でテレビが消える
・時間を有効に使える

結論:これでもう貴重な青春を浪費しなくてすむ

これで貴重な青春を、あるいは受験勉強の時間をムダにしないですみます。ほかには「テレビを捨てる」という手もありますが、親に怒られたりするし、こっちの方がいいですよね。

次回以降もこういう感じで高校生の皆さんのお悩みを解決しようとしますので(実際に解決できるかは不明)、お悩みがある方はぜひTwitterで #工作で解決してほしい悩み のハッシュタグまでお寄せください。よろしくお願いします。応募がない場合はねつ造します。

工作の解説

見た感じちょっとガチ電子工作っぽいですが、リモコンをつくるのは思いのほか簡単です。

リモコンって実はLEDライトの一種なんですよ。普通のLEDライトとの違いは、光が目に見える光ではなく、赤外線であること。あとLEDがルールに従って高速でついたり消えたりすることです。その点滅の仕方で、信号を送っています。

実際の回路を見てみます。

配線図

配線写真

LEDは赤外線LEDを使います。抵抗は47~100Ωくらい。
Arduinoのプログラムはこう。

プログラム

これがプログラムです。下線の引いてある「0xa90」が信号の中身で、「12」が信号の長さ。これがリモコンの機種ごと、ボタンごとに違います。ここでは1回電源ボタンの信号を出してテレビをつけ、5分後にもう1回出してテレビを消しています。

ちなみにこれを動かすには赤外線リモコン用のライブラリが必要です。Arduinoのプログラミングの画面で、
Sketch>Incluede library>Manage Libraries... から、IRremote を検索してインストールしましょう。

  • ※ライブラリ……読み込ませると自分でプログラムを書かなくても特定の機能が使えるようになる便利なやつ

機種が違ったり、別のボタンを使いたい場合は、ネットで「機種名 赤外線 信号」とかで検索して出てくる場合もありますし、赤外線センサーを用意して自分で調べることもできます

というわけで、また次回!

<この記事を書いた人>
石川大樹。
(雑な)電子工作ライター。

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勝手に消えるリモコンをつくってみた
こんにちは、高校生活応援工作のコーナーです。月1ペースで、工作で高校生活のお悩みを解消しようとする(実際に解決できるかどうかは不明)活動をやっています。ところで、高校生活といえばテレビですよね。夏休みのあり余る時間をムダに過ごすにはテレビが一番です。 つけない> しない しない /kou_news/ikinuki/img/0234/img_main01.png 1