UPDATE 2019.06.23

ムダに線を引きすぎると怒る
蛍光マーカーをつくってみた

こんにちは、高校生活応援工作のコーナーです。月1ペースで、工作で高校生活のお悩みを解消しようとする(実際に解決できるかどうかは不明)活動をしています。

ところで、高校生活といえば蛍光マーカーですよね。教科書や参考書の大事なところにマーカーを引くだけで、書いてある内容が理解できていようが理解できていまいが、とにかく勉強している気分になります。そんな高校生活マストアイテムです。しかしですね、みなさん、蛍光マーカーの使用には重要なポイントがあります。

線を引きすぎてはいけない

蛍光マーカーの引かれた参考書

上の写真は正しい蛍光マーカーの使い方です。本当に大事なところとか、覚えるべきところ、自分がテストで間違ったところなんかに線を引くわけですね。
次に、間違った使い方です。

蛍光マーカーを引きすぎた参考書

マーカー引いてると勉強してる気分になるので、ついつい酔いしれてしまうんですよね。気がつけば教科書はマーカーだらけ。後で勉強しようにもどこを覚えていいかわからないわけです。これはいかん。今回はそんなお悩みを解決していきます。

というわけで改造しました。

線を長く引くと付属のライトが光る

線を長く引くと、LEDが光って警告するようにしました。これで本当に大事なところだけに線が引けます。実際に参考書に使ってみましょう。

改造したマーカーで線を引いている

1行目に線を引いたあと、勢いでそのまま2行目に線を引こうとしたタイミングでLEDが光り、我に返って中断しています。これはマジでテスト勉強がはかどるのでは。

つくってみた結果

・ものすごく有能
・配線がちょっと邪魔

結論:成功!

本気で便利なものをつくってしまいました。記事にするために見た目でわかりやすいLEDをつけましたが、ちょっと改造すれば振動を使って手の感触で警告することもできるでしょう。あるいはヒーターを仕込んで、ペンを熱くて持てなくするのはどうでしょうか。

次回以降もこういう感じで高校生の皆さんのお悩みを解決しようとしますので(実際に解決できるかは不明)、お悩みがある方はぜひTwitterで #工作で解決してほしい悩み のハッシュタグまでお寄せください。よろしくお願いします。応募がない場合はねつ造します。

工作の解説

今回も、メイキングは電子工作の話です。改めて改造ペンをよく見てみましょう。

改造されたペン

ペンのちょうど握る辺りに、アルミホイルが巻かれていますね? 今回はこのアルミホイルをタッチセンサーとして使っています。「アルミホイルにタッチした後、3秒後にまだタッチしたままならLEDを光らせる」というロジックで、警告機能をつくりました。(引いた線の長さは関係なく、単に時間を基準にしています)

今、さらっと「アルミホイルをタッチセンサーとして使って」って書きましたけど、そんなことできるの!?って感じですよね。それができるんですよ。今回もArduinoマイコンを使います。

接続方法

まずこんな感じで接続します。黄色はLEDをつけるための配線。青がタッチセンサーの配線です。100kΩの抵抗が4つついていますが、500Ωとか1MΩとかの抵抗1つでも構いません。こういう大きい抵抗値の抵抗を使うことで、タッチセンサーがつくれます。実際につないでみたところがこちら。

実際の回路

プログラムコード

プログラムはちょっと長いけどごめん。detectFinger()とあるのがタッチセンサーの値を読み込むところ(このページを参考にしています)。このやり方を静電容量式タッチセンサーと言って、スマホの画面で使われているのと同じ方式です。仕組みを説明すると長くなるので、気になる人は「静電容量式タッチセンサー」で検索してみよう。

  • 上のプログラムがうまく動かない場合は、シリアルモニタを開くと数字がダーッと出てくるので、タッチしたり離したりして変化を見てみましょう。赤い矢印のところの「3」を、値の変化に合わせて書き換えるとよいです。(どの数字を境に「タッチされている」と判定するかの値です)

というわけで、また次回!

>>怒るマーカーの他にも便利文具があるよ!「暗記」がはかどる文房具5選<<

<この記事を書いた人>
石川大樹
(雑な)電子工作ライター。

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こんにちは、高校生活応援工作のコーナーです。月1ペースで、工作で高校生活のお悩みを解消しようとする(実際に解決できるかどうかは不明)活動をしています。ところで、高校生活といえば蛍光マーカーですよね… つける> しない しない /kou_news/ikinuki/img/0201/img_main01.png 1