UPDATE 2019.05.08

「おとな〜!」と一目置かれる古典「老子」の名言3つ!

古典の名言は効き目が速すぎる

古典の時間、ん、アボカド? アボガド? とか全然関係ないことを考えているみなさんこんにちは。今月も古典の名言をご紹介です。

今回は、逆説的が特徴の『老子』。あえて先頭に立たない方が結果尊敬されるとか、負けといた方が結局は勝つとか、賢い生き方のヒントの宝庫。今日の名言を知るだけでも、大人の階段5段跳び。キミもすっかり老子の域に。

●「善く行くものは轍迹なし」〜上手に歩く人は足跡を残さない〜

善行はさりげなくやろうという意味。立派なことをした人ほど自ら言わないし、これ見よがしにやらない。聡明な人は足跡を残さないのです。そういえば言い方が上手な人はわだかまりを残さないし、食べ方が上手な人はお皿もキレイ…ああ止まらない、足跡あるある。
オレの爪跡残してやる!な人がちっさい武勇伝を語るそばで、静かにほほえんでる人が、さっき海に落ちた子犬を助けてきたかもしれません。黙ってそれをやる美学。名もなき英雄は、実は隣にいたりするのです。

善行後「名乗るほどの者ではありません(くるりと去る)」。
…背中に名前を書いておきましょう。

●「知る者は言わず、言う者は知らず」〜詳しい人ほど何も言わず、知らない人ほど言いたがる〜

自称◯◯通のブログでも、間違いって多いものです。言いたがる人ほどそれほど詳しくなく、本当に詳しい人ほど知識をひけらかさない。すてき。
例えばキミが詳しい分野のことで、みんなが「あれ何だっけ?」と盛り上がっている。言いたい、ああ言いたい。でも耐えろ、耐えるんだ。そして「知ってるぅ?」と聞かれた時が、さぁキミの出番!

「それは…」
(へっくしょん!)」。人のくしゃみにかき消されませんように。

「それについては詳しいオレも、自分のことだけはわからないね…」。
…アンド遠い目で。

●「知って知らずとするは上なり」〜知っていても知らないふりをするのが望ましい〜

好きなアイドルのことを話したら、相手がその倍うんちくを返してきた。その人とまた話したいですか? 「お前にはもう言わん」派が多数かと。でも、「へーそーなんだー」なんて聞く人は、後輩にも慕われるし先輩ともうまくいくもの。能ある鷹は爪隠す。あれですね。本当に知らないのに「知ってるくせに爪隠してるデキる人」に思われるという特典も。あらやだお得。

「まいったな。本当に知らないんだってば」。
…実は本当に知らなくても言いきれ!

…さらに! 大人の階段に磨きをかける名言を。

●「合抱の木もごう末より生じ、百じんの高きも足下から始まる」

どんな立派な大木も、元は小さな苗木から。大きな目標や夢には、そこだけ見上げて一喜一憂せず、目の前のことをコツコツやって、小さな達成感を積み重ねていこう。受験の心配より目の前の添削をやるとか、毛玉取るとか。それだけで心が軽くなって人生すべてにやる気が。毛玉で。

●「終わりを慎むこと始めのごとくなれば、すなわち敗るることなし」

最後まで始まりの緊張感を持って取り組めば失敗はないという意味。慣れや安心は恐ろしいもの。99まで頑張ってきて100でだいなしになることも。失敗は誰のせいでもなく、自分がつくり出すものなのです。

人は時々カレーに頼る

何を食べるか迷う時、「ま、カレーでいっか」ということありますよね。人はカレーを頼り、助けられている。古典もそんなふうに、悩んだ時に「ま、古典見てみっか」。そんな身近な存在にしてほしい。ほしいなり。それにカレーはどの店でもたいていおいしい。ハズレがない。そこも古典も同じですね。
ちょっと待て…カレーでハズしてるってその店大丈夫か!と、表面的に心配しながら、ではまた次回。

  • ※「老子」とは!
    2千数百年前の書物で、著者に関しては諸説あるが、確かなことはわからない。ああ、古典ってミステリアス。

<この記事を書いた人>
風野由里子
高校生情報誌ライター。

記事一覧へ

カテゴリー

「おとな〜!」と一目置かれる古典「老子」の名言3つ! 古典の時間、ん、アボカド? アボガド? とか全然関係ないことを考えているみなさんこんにちは。今月も古典の名言をご紹介です。 つけない> しない しない /kou_news/ikinuki/img/0166/img_main01.png 1