UPDATE 2018.04.27

162人のお悩み解決マン!先輩チューターってなんなのさ?

先輩チューターってなんなのさ?

「受験が近づいているのに、成績が足りない。親への負担はかけたくないから浪人はできないけど、第一志望は諦めたくない。どうすればいいですか?」

ある日、切実な高校生の悩みが先輩ダイレクトに投稿された。

先輩ダイレクトとは、進研ゼミの会員が質問を投稿すると、『先輩チューター』と呼ばれる進研ゼミOB・OGの大学生からアドバイスや回答が貰えるという、Web上のサービスのことだ。

数時間後、先ほどの質問には3人の先輩から回答がついていた。どの回答も質問者に寄り添うもので、自分の経験や視点から三者三様のアドバイスが寄せられた。

先輩チューターとは、いったい何者なのだろうか。
我々は、名古屋大学に通う先輩チューター、じゅうじゅうさんに話を伺うことができた。

先輩チューターは、『近所のお兄さんお姉さん』

じゅうじゅう先輩のプロフィール

じゅうじゅう先輩のプロフィール

——先輩チューターは、高校生にとってどういう存在なのでしょう?

「身内よりは遠く、他人よりは近い、何でも相談できる近所のお兄さんお姉さんみたいな存在。だからこそ、自分の経験は失敗したことも隠さず伝えるし、同じ後悔をしてほしくないから出来るだけ具体的にアドバイスしている。」

確かに、先輩ダイレクトを見ているとどの質問の回答も自らの経験が書かれており、具体的で丁寧だ。使ってよかったと思う教材なら進研ゼミの教材ももちろんだが、そうでない教材でもはっきりと紹介している。まさに『近所のお兄さんお姉さん』と呼ぶにはふさわしいだろう。

「ただみんなに優しい言葉をかけるだけじゃなくて、その子に必要なことなら厳しく叱ることもある。その上で背中を押して『一緒に合格まで走っていこう』と声をかけるような気持ちで回答をしている。」

じゅうじゅうさんは続けてこう語る。

「僕たちとしては回答に対するお礼のコメントが来るのは何より嬉しいし、自分に対する指名質問(※)が来るだけでも嬉しい。周りに気軽に聞ける人がいないけど、誰かに相談したい、そんなときに質問できるのが『先輩ダイレクト』の魅力ではないだろうか。」

  • ※注釈 先輩ダイレクトの機能の一つ。回答してほしい先輩チューターを指名して質問することができる。

親の気持ちも、子どもの気持ちもわかる中間的な立場

普段はWeb上で回答している先輩チューターだが、年に数回、高校生や保護者が会場に来て直接話せるイベントを行っている。

——イベントではどんなお話をするのでしょうか?

「そもそも何が聞きたいかもわからない、自分の将来についてまだよく考えたことのないような高校生が多く来る。そういう子たちにも、自分の進路選択ストーリーや、大学で学んでいること、自分のやっていた勉強法を伝えて、何か一つでも持ち帰ってほしいなと思って話している。」

イベントで話すじゅうじゅう先輩

イベントでは高校生だけでなく、保護者も一緒に話を聞いたり、質問したりすることができる。

「保護者は、高校生とは目線が違う。『この子、本当に勉強しなくて…。』『このままゼミだけで合格できるんでしょうか…。』みたいな、一見子どもを責めているような相談も多く受ける。でもそれは、責めたいわけじゃなく、親も不安に思っているから。受験を経験して、親の気持ちも、子どもの気持ちもわかる中間的な立場として、『実は自分もゼミ溜めちゃってた時期があって…、』とか『部活から帰ってきて勉強できないときがあったんだけどね…、』とか、高校生の立場に寄り添いつつも、そこからどうやって乗り越えていったかを話している。受験に合格した大学生でもそんな時期があったんだ、という風に自分の子どもへの見方も変えることができたらいいなと思っている。」

何か相談したいことがある人、あるいは相談したいことは特になくても大学生の話を聞いてみたい人、そんな高校生たちにはイベントはうってつけだろう。今年も夏休みに『オープンすぎるオープンキャンパス』イベントが予定されている。

行動に移してもらえるような動画づくりを

入試のあり方や高校生のニーズが変化するように、先輩チューターサービスもまた年々その姿を変えていく。

ここで、2018年度に始まった『高校生3分ニュース』の動画を通じて勉強法などを伝えている先輩チューター、みーぼうさんに話を伺うことができた。

みーぼう先輩のプロフィール

みーぼう先輩のプロフィール

——今年から始まった新しいサービスですが、動画の魅力ってなんでしょう?

「まず文章よりも気軽に見られること。文章だけでは伝わらないキャラクターが出せるから、より楽しんで見てもらえると思う。」

挨拶をするみーぼう先輩

高校生3分ニュース内では今後、様々な世界で活躍している人が出演することもあるという。

「できれば大学の教授に出演してもらってインタビューをしてみたい。それに、社会人になった元先輩チューターにも出演してもらって、これまで先輩ナビ(※)で出せなかった色んな情報も幅広く出していきたいと思っている。」

  • ※注釈 先輩チューターが大学生活や勉強法を書いているブログ。

最後に、動画を見た高校生がどうなって欲しいかを伺った。

「大きく分けて2つある。まず、モチベーションがアップすること。『大学生ってこんな感じなんだ!』『勉強ってこんな感じでやればいいんだ!』って思ってもらいたい。もう一つは実行に移すこと。せっかく勉強法を伝えても、『面白そう』で終わってほしくない。『自分にもできそう』という気持ちから、実際にやってみるところまでいってもらえたら、勉強法を教えた身としても嬉しい。」

動画編集をするみーぼう先輩

先輩ダイレクト、イベント、さらには動画など、活躍の幅を広げていく先輩チューターサービス。合格までの良き伴走者として、今日も162人の先輩チューターが活動している。

取材後記

取材は2018年3月8日、曇り時々雨の中、名古屋大学内の図書館にて行われた。この日は一般入試の合格発表だったため、建物の中にいても十分なほど、外から高校生の喜びの声が溢れんばかりに聞こえてきた。

取材を終え、新たな活動へのワクワクした気持ちを胸にじゅうじゅう先輩が先輩ダイレクトを開いてみると、名古屋大学農学部を受験した高校生からの合格報告が届いていた。

<この記事を書いた人>
名古屋大理学部 先輩チューター ランディ
僕は今年で先輩チューター4年目。読んでくれた人に何かを残せるような『高校生3分ニュース』をお届けしたい。

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