例年の傾向と2020年度入試出題

遊び、ゲームも含めたスポーツ関連テーマについて考える長文論述が出題

早稲田大入試問題
[小論文]資料の種類・テーマ・形式

2017年度まではスポーツや運動について取り上げ、資料読解を踏まえた意見論述を求める出題が続いていた。しかし、2018年度以降はゲームや遊びなども含む、より広いテーマについて、設問のみで問う形式の出題へと変わっており、2020年度も同様。解答字数は601~1000字と長めで、志望分野の知識をもとに、広い視野から発想・考察する力が求められている。

早稲田大入試問題
[小論文]資料の種類・テーマ・形式

2017年度まではスポーツや運動について取り上げ、資料読解を踏まえた意見論述を求める出題が続いていた。しかし、2018年度以降はゲームや遊びなども含む、より広いテーマについて、設問のみで問う形式の出題へと変わっており、2020年度も同様。解答字数は601~1000字と長めで、志望分野の知識をもとに、広い視野から発想・考察する力が求められている。

2019年度入試詳解

  • 制限時間90分
  • 大問1
  • 分野
  • 遊びについて
  • 出題内容・形式
  • 大人が「かくれんぼう」で遊ばない理由
    子どもの頃に遊んだ「かくれんぼう」は大人になると遊ばなくなるがそれはなぜなのか、論じることが求められた。
    設問自体は非常に平易でシンプルだが、細かな条件が設定されていない分、論理構成の力が問われる。論点設定の際は例えば、大人の遊びと子どもの遊びはどのように異なるのか、あるいは「かくれんぼう」という遊びにはどのような特徴があるのか、といった観点から検討していくことで、大人が「かくれんぼう」で遊ばない理由を洗い出すことができる。長文論述を求められているので、自分がしっかりと論じきれる理由を論点として設定したうえで、「なぜそれが理由として妥当だと言えるのか」他者に伝わるようにわかりやすく説明していくことが重要だ。
    設問の自由度が高い小論文の場合、自由な論展開が許されるだけに、注意しないとあれこれと詰め込んで散漫な論になってしまいがちだ。書き出す前に構想メモを作成するなど工夫し、自らの設定した論点に沿って一貫した論述を行うよう注意したい。
    意見論述(601~1000字)

2018年度入試詳解

  • 制限時間90分
  • 大問1
  • 分野
  • ゲームの
    ルール
  • 出題内容・形式
  • 新しいゲームの考案
    じゃんけんの選択肢「グー」「チョキ」「パー」に、「キュー」という選択肢も加えた新しいゲームを考案し、そのゲームの目的およびルールを説明するとともに、魅力や難点も含めて論じることが求められた。
    従来のじゃんけんでは、2人以上の参加者が3つの選択肢のいずれかを出すことで勝敗ルールが成立していたが、そこにもう1つ選択肢を加えることで、どんなゲームが成立するのかを自分で考える出題。単に勝敗を分けるためのゲームにするのか、娯楽的要素を加えたゲームにするのかという〈目的〉と、それを達成するために必要な〈ルール〉を論理的に発想し組み立てる力が試された。また、ゲームの「魅力」や「難点」を述べるには、自分のアイデアを客観的に分析する力も求められる。さらに、それを的確にまとめて他者にわかりやすく説明する表現力も必要だ。
    資料が与えられていない小論文の場合には、まず設問で要求されていることを正確に読みとり、ヌケモレなく論じることが鉄則だ。
    意見論述(601~1000字)

2017年度入試詳解

  • 制限時間90分
  • 大問1
  • 分野
  • 運動
  • 出題内容・形式
  • スポーツにおける男女平等のあり方
    女性のスポーツ進出が世界的な傾向となる中、男女の間には待遇差があり、その背景には女子スポーツの人気の伸び悩みがあると指摘する新聞記事を読み、スポーツにおける男女平等はどうあるべきか、意見を述べることが求められた。
    平易で具体的な文章なので資料読解は難しくないが、長文論述を求められていることに注意しておきたい。まずは、「スポーツにおける男女平等のあり方」に対して、何を自分の論点にするのかを絞り込むことがポイントとなる。さらに、資料文で示されている男女間の待遇差という現状とその背景について、自分の知識・見聞から、原因分析や待遇差を埋めるための具体策を考え、意見と論拠の構成を練っていく必要がある。そのうえで考察を深める際に重要なのが、スポーツや運動の意義やその影響力を、いかに広く、多角的に考えられるかという点だ。毎年の出題傾向から、その点が一貫して重視されていることがわかるだろう。
    意見論述(801~1000字)

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