例年の傾向と2020年度入試出題

多彩なテーマから出題され全体に難易度が高め。数学的な能力も要求される

立教大入試問題
[物理]大問別出題分野

例年多岐にわたった分野から出題され、2020年度も力学・波動・熱・電磁気・原子と多様な出題であった。数値計算などの数学的な能力が要求されることもある。年により難易度は異なるが、試験時間内に全問を解くのは難しいことが多い。難易度を見極め、時間内にこなせる問題から取り組むことが重要となる。
(※表は、理学部[物理、生命理]個別学部日程について掲載)

立教大入試問題
[物理]大問別出題分野

例年多岐にわたった分野から出題され、2020年度も力学・波動・熱・電磁気・原子と多様な出題であった。数値計算などの数学的な能力が要求されることもある。年により難易度は異なるが、試験時間内に全問を解くのは難しいことが多い。難易度を見極め、時間内にこなせる問題から取り組むことが重要となる。
(※表は、理学部[物理、生命理]個別学部日程について掲載)

2019年度入試詳解

  • 「理学部(物理、生命理) 個別学部日程」の入試をPICK UP!
    制限時間90分
  • 大問1
  • 分野
  • 力学・電磁気
    電磁気
    波動
    原子
  • 出題内容・形式
  • A:一様な電場内の単振り子、B:電気抵抗の合成、C:薄膜干渉、D:核崩壊の半減期
    Aでは、重力と静電気力の合力を仮想的な重力とみなすとよい。Bは回路の対称性に注目する。Cでは反射による位相変化にも注意する。Dでは、半減期の定義に基づけば解答できる基本問題である。様々な分野についての小問集合であるが、それぞれが本格的な内容になっている
    記述式:空所補充/単答/文字式/数値計算
  • 大問2
  • 分野
  • 力学
  • 出題内容・形式
  • ケプラーの法則に従う運動
    までは天体からの万有引力による円運動や楕円運動に関する基本問題である。最後のでは、燃料噴射における運動量保存則に注目する必要がある。
    記述式:空所補充/単答/文字式
  • 大問3
  • 分野
  • 出題内容・形式
  • 熱サイクルの熱効率
    サイクルの様子が圧力と内部エネルギーの関係として与えられている点が珍しく、難しく見えるかもしれない。しかし、実質的には圧力と温度の関係であることに気づけば考察しやすくなるだろう。さらに見慣れたp-V図に書き換えれば見通しよく解答できる。
    マーク式:語句/文字式 記述式:空所補充/単答/文字式
  • 大問4
  • 分野
  • 原子
  • 出題内容・形式
  • コンプトン散乱
    教科書でも扱われているコンプトン散乱についての計算を再現する基本問題である。ただ、図が与えられていないので考えにくかったかもしれない。自分で図を描いて調べれば、スムーズに解答できる。
    記述式:空所補充/単答/文字式

2018年度入試詳解

  • 「理学部(物理、生命理) 個別学部日程」の入試をPICK UP!
    制限時間90分
  • 大問1
    注目!
  • 分野
  • 電磁気
    力学

    原子
    波動
  • 出題内容・形式
  • A:電流と磁場、B:気球と浮力、C:理想気体の断熱変化、
    D:ブラッグ反射、E:万有引力、F:運動量保存則
    A~Dは設定条件をどう処理すべきか判断を求められる。E、Fは数値計算や数学的な処理も要求され、やや難しい。
    記述式:空所補充/文字式/数値計算
  • 大問2
  • 分野
  • 力学
  • 出題内容・形式
  • 自転する容器内での物体の運動と疑似的な重力
    円筒容器の内壁上から見た運動と、無重力な容器の外側に静止した観測者から見た運動を区別し、両者の関係を理解できるかがポイント。最後の「ロ」と「ハ」の空所補充は難易度が高め。
    記述式:空所補充 マーク式:選択(数値、数式)
  • 大問3
    注目!
  • 分野
  • 電磁気
  • 出題内容・形式
  • 電場や磁場中での荷電粒子の運動
    前半は、陽子が電場と平行に入射、電場と直角に入射、磁場と直角に入射の3つの運動が問われる典型問題。後半は高校生が苦手としがちな近似や、恒等式を使った数学的な処理が必要で難易度が高い。
    記述式:空所補充
  • 大問4
  • 分野
  • 原子
  • 出題内容・形式
  • ボーアの原子模型の「水素様イオン」への応用
    ボーアの原子模型の中心の原子核の電荷がZeとなるだけなので、ボーアの原子模型をきちんと理解し、計算できるようになっている人にとっては特に難しい問題ではない。
    記述式:空所補充/数式/数値計算

2017年度入試詳解

  • 「理学部(物理、生命理) 個別学部日程」の入試をPICK UP!
    制限時間90分
  • 大問1
  • 分野
  • 原子
    波動
    電磁気
    力学
  • 出題内容・形式
  • A:年代測定、B:レンズと凹面鏡、C:電流、D:うなり、E:電子波のブラッグ反射、F:等速円運動
    様々な分野から出題されているが、すべて基礎知識に基づいて基本的な計算を行う問題である。完答を目指したい。
    記述式:空所補充 マーク式:空所補充/選択(語句)
  • 大問2
  • 分野
  • 力学
  • 出題内容・形式
  • バネで支えられた板と小球の衝突
    すべて基本〜標準レベルの設問であるが、反発係数が1の場合に再衝突の条件を求める部分は計算量がやや多くなっている。反発係数が0の場合は、板と小球が一体となって振動するので、質量がM+mの物体と扱う必要がある。
    記述式:空所補充 マーク式:空所補充/選択(数式)
  • 大問3
    注目!
  • 分野
  • 電磁気
  • 出題内容・形式
  • 磁場中で金属棒が移動することによる電磁誘導
    金属棒についての力学的な3通りの状況について問われているが、それぞれは頻出の典型問題である。おの設問については、細かい計算をするのではなく全体のエネルギー保存に注目すれば解答を得ることができる。状況に応じて適切な解法を選択する必要がある。
    記述式:空所補充 マーク式:空所補充/選択(数式)
  • 大問4
  • 分野
  • 出題内容・形式
  • カルノーサイクル
    等温変化と断熱変化それぞれの特徴、また、それらの違いを理解していれば易しい問題である。空欄ハでは具体的な計算は求められておらず、熱効率の定義を答えればよい。
    記述式:空所補充
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