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英語・筆記

物語は出題継続。英文の内容を大づかみさせる傾向が一層顕著に。昨年より易化

全体概況
大問数・
解答数
大問数6、解答数55個は、昨年から変更なし。
出題形式 形式や配点、出題傾向に大きな変更はなかった。英文量が多いので、素材や目的に応じた読み方をし、素早く概要をとらえる力が求められた。
出題分野 発音・アクセントから読解、非連続情報を含む英文理解まで幅広い領域が問われており、多岐にわたるジャンル・形式の出題であった。
問題量 昨年並。
難易 昨年より易化。
大問
大問 出題分野・大問名 配点 難易 備考(使用素材・テーマなど)
第1問 「発音・アクセント」 14点 ★★★★★標準  
第2問 「文法・語彙語法・語句整序・応答文完成」 44点 ★★★★★標準  
第3問 「会話・不要文指摘・発言要約」 41点 ★★★★★標準 C「市の発展」
第4問 「データ読み取り(図表・生活情報)」 35点 ★★★★★やや易 A「校庭のタイプと生徒の行動の関係」B「ビデオ制作コンテストに関するウェブサイト」
第5問 「長文読解(物語)」 30点 ★★★★★標準 「夢の中で猫に変身した若者」
第6問 「長文読解(論説)」 36点 ★★★★★標準 「友情を保つ秘訣」
英語・筆記の攻略ポイント
<全体総評>
論理的な英文を構築できるか、英文全体の論理展開を把握できるか、素材に応じた読み方ができるかなど、実践的な英語力を測る出題構成・問題内容であった。第3問C、第4問A、第5問、第6問を中心に、意見の要約や共通点の理解、英文の主旨・目的の特定など概要把握の力を重視する傾向が一層強くなったため、部分的読解にとどまらず全体を把握する力を身につけておきたい。
<第1問:発音・アクセント>
第1問では、頻出単語の発音・アクセントに絞って演習を行うのではなく、通常の授業や英語学習の中で、教科書や問題集の音読などを通して常に正確な発音で英文を読む習慣を身につけ、話す技能につながる音声知識を習得したい。また、今年は日本語と英語での発音の仕方が異なる場合があるカタカナ語の出題がみられたので、今後も注意が必要である。
<第2問:文法・語彙語法・語句整序・応答文完成>
第2問では、例年日常的な場面で使用する語彙・語法が出題される傾向がある。教科書の学習にとどまらず、広く英語に触れる機会を持ち、多様な語彙・イディオムの習得に努めたい。語彙学習の際には、英和辞典で複数の意味や例文を確認したり、英英辞典を使って、その語の持つイメージを思い浮かべたりしながら習得する習慣をつけたい。また、日常的な場面でよく使われるイディオムや語と語のつながりについても、文法の基本事項とともに高1のうちからの定着を徹底したい。さらに、英文を書く際にも、書いた後に自分で文法的な間違いがないかなどを確認することは本問を解く力の養成になるだけでなく、書く技能の向上にもつながるであろう。
<第3問:会話・不要文指摘・発言要約>
第3問Bでは、英文の主旨をつかみ、前後の文との関連性に注意しながら、不要な一文を選ぶ問題が出題された。英文を書く際にも、趣旨に沿った論理的な英文を書くことが、本問を解く力の養成になるであろう。Cでは、発話者ごとの談話の要旨を把握しながら読むことが求められており、日ごろから内容をおおまかに理解しながら読んだり、前後の文脈から発話者の考えや立場を理解したうえで要旨をつかんだりすることを心がけておきたい。さらに、複数の話者に共通する内容が問われたことから、討論の場において相互の意見の共通点や相違点を把握する力の養成も重要である。
<第4問:データ読み取り>
第4問Aのデータ読み取り問題では、グラフが出題された。今後も多様な形式の図表が出題されると考えられるので、英文から数値に関する情報を読み取ったり、項目の傾向を把握したりする力を身につけておきたい。英文の主目的が問われたことを受け、誰を対象とし、何を目的とした話なのかを明確にしながら読むことも重要である。また、最終パラグラフに続く内容を選ばせる問題がここ4年連続で出題されているので、日ごろから各パラグラフの要旨だけでなく、英文全体の構成や展開を把握するようにしたい。Bでは、必要な情報を複数見つけて正答を導くスキャニング力の養成につながる演習をしておくとよい。
<第5問:長文読解(物語)>
第5問の読解問題(物語)では、登場人物の心情や場面の展開の正確な理解、直接的には書かれていない内容の推測など、素材に応じた読み方の練習をするとよいであろう。日ごろの学習では物語やエッセイ、スピーチ、メールなど様々なジャンル・形式の英文に触れ、話者の立場や意見、登場人物の関係性、心情に関する読み取りや素材から得られる教訓の把握など、その素材ならではの読解ができるようにしたい。
<第6問:長文読解(論説)>
第6問の読解問題(論説)では、パラグラフの要旨として適切なものを選ばせる問題に対応できるように、英文を読む際には、パラグラフごとに要旨をまとめながら読み進めるとよいであろう。今年はパラグラフの構成は問われなかったが、英文全体における各パラグラフの位置づけは常に意識しておきたい。

日ごろから様々なジャンル・テーマ・形式の英文に触れ、必要に応じて時間を計って英文を読み、その内容をまとめる演習などを積んでおくとよい。また、今年も本文中の表現が設問の選択肢では別の表現に言い換えられている問題がみられた。正確な読解に加えて、英文の言い換えに対応する力も身につけたい。

Benesseお茶の水ゼミナール講師陣による
センター試験「差がつく問題」攻略ポイント解説

首都圏で展開しているベネッセグループ大学受験予備校「Benesseお茶の水ゼミナール」講師陣が2017年度のセンター試験を分析し、「高得点を取るために差がつく問題」をピックアップ。
難関国公立大・難関私大に強い講師陣による約15分の講義で、試験本番で高得点を取るためのポイントが掴めます。

英語筆記

リスニング

実践的な英語力に加え、音声+非連続テキストの同時処理が鍵に。昨年よりやや難化

全体概況
大問数・
解答数
大問数4、解答数25個は、昨年から変更なし。
出題形式 昨年に引き続き、第3問Bは、文字情報と音声情報が与えられ、それらに関する3つの質問に答える形式であった。昨年は音声を聞いて与えられた文字情報中の空所を埋める設問が出題されていたが、今年は出題されなかった。
出題分野 日常会話や話し合い、文字情報と対話文の組み合わせ、イラスト問題や計算問題など実践的な英語力が問われる、多岐にわたる形式の出題であった。
問題量 昨年並。
難易 昨年よりやや難化。
大問
大問 出題分野・大問名 配点 難易 備考(使用素材・テーマなど)
第1問 「短会話・Q&A選択」 12点 ★★★★★標準  
第2問 「短会話・応答文選択」 14点 ★★★★やや難  
第3問 「会話/ポスターと対話文」 12点 ★★★★やや難 A問14「新しいズボンが破れていることについての会話」、問15「歯科医院の予約についての会話」、問16「必要な食材についての会話」
B「ポスターと夏休みに参加したいプログラムについての会話」
第4問 「モノローグ/話し合い」 12点 ★★★★★標準 A「視力を失った英国人男性の評伝」
B「アメリカの姉妹校に持っていく手土産についての話し合い」
英語・リスニングの攻略ポイント
<全体総評>
日常的な会話の場面だけではなく、複数人による話し合いの場面など、読まれる素材の種類や場面が幅広い出題であった。また、ポスターの文字情報と音声情報を組み合わせなければ解けない問題など、技能融合をより意識した問題も出題された。日ごろの学習では、単に音声を聞くだけでなく、素材それぞれの場面に応じた聞き取りができるよう、様々な形式の問題に取り組んでおくことが必要である。

昨年と同様に、部分的な聞き取りで正答を導くのではなく、複数の情報をもとに判断したり、すべての内容から総合的に判断したりする、いわば聴解力と同時に思考力を要する傾向があった。今後の対策としては、過去問や模擬試験の問題を利用して類題演習を行うことはもちろん、常に「実践的な場でのリスニング」を想定し、英語を聞いて、その内容に関する英語の質問に答える練習、英文の書き取り(ディクテーション)・音読などを、日々の学習の中にできるだけ多く取り込んでおくことが必要であろう。

実践的なセンター試験対策を行う時期には、解答に必要な語句を正確に聞き取るだけでなく、印刷されている質問文や選択肢に事前に目を通し、それらの意味を素早く把握したうえで、どんな状況や場面の英文かを予測しながら聞き取る練習にも力を入れておきたい。また、複数の情報が読まれたり、正答に関わる箇所の英文が選択肢で言い換えられたりすることが多いという傾向を熟知したうえで、メモの取り方なども含めた解答の仕方を練習する必要がある。

Benesseお茶の水ゼミナール講師陣による
センター試験「差がつく問題」攻略ポイント解説

首都圏で展開しているベネッセグループ大学受験予備校「Benesseお茶の水ゼミナール」講師陣が2017年度のセンター試験を分析し、「高得点を取るために差がつく問題」をピックアップ。
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英語リスニング

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※進研ゼミ『高校講座』について。矢野経済研究所「2014年版 教育産業白書」をもとに事業者を選定し、自社による第三者機関でのインターネット調査で高校生3,000人を対象に行った2015年4月時点で利用している学習法についての調査結果より。

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「進研ゼミ ハイブリッドスタイル」はお手持ちのiPadでご利用いただけます。

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