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2016年度
センター試験結果
地歴・公民

世界史B

文化史が大幅増加。2003年度本試以来となるグラフ問題が出題された。難易は昨年並。

大問数・
解答数
大問数4、解答数36は昨年から変更なし。
出題形式 4択での文章選択問題がやや増加(19→21)し、選択肢中の波線部の正誤を問う問題は出題されなかった。年代整序問題は2設問でいずれも6択であった。語句選択問題は昨年に引き続き出題されなかった。年表と地図を用いた問題は、昨年同様いずれも2設問であった。また、2003年度本試以来となるグラフの読み取りを求める問題が出題された。
出題分野 文化史の割合が大幅に増加した。地域では東アジアと西アジアからの出題が増加し、西欧が減少した。時代は、近世と近代の割合がやや増加した。また、コソヴォ紛争やターリバーンなど、現代の国際問題に関連する問題が出題された。
問題量 昨年並。
難易 昨年並。

日本史B

歴史的知識をふまえた史資料の読解力を要する傾向が強まった。昨年よりやや易化。

大問数・
解答数
大問数6、解答数36個は昨年から変更なし。ただし、大問の配点に変更があり、特に第1問では4点増加した。第5問、第6問は日本史Aとの共通問題。
出題形式 近年の傾向どおり、地図・写真・史料を使った出題が多かった。年代整序問題は昨年から1問増加し、4問出題された。
出題分野 昨年増加した外交史がやや減少したものの、政治史を中心にバランスよく問われた。
問題量 昨年並。
難易 昨年よりやや易化。

地理B

「地誌」が2大問出題。多彩な資料で地理的思考力が問われた。昨年よりやや易化。

大問数・
解答数
大問数6で昨年から変更なし。解答数は35で昨年から1個減少。第6問が地理Aとの共通問題。
出題形式 地図、地形図、統計表、鳥瞰図など、例年通り多彩な資料が扱われ、地理的考察力が求められた。解答形式では、文章選択問題が12個から10個に、6択問題が11個から9個に減少した。昨年みられた1設問中に2個解答する問題はみられなかった。
出題分野 「現代世界の諸課題」の大問がなくなり、「自然環境」「産業」「都市・村落と生活文化」「ヨーロッパの地誌」「インドと南アフリカ共和国の地誌」「地域調査」からの出題構成。産業は工業に特化した出題となった。第5問の「インドと南アフリカ共和国の地誌」では、両国を比較しながら「自然環境」「産業」など、様々な分野が扱われた。
問題量 昨年並。
難易 昨年よりやや易化。

倫理

ふみ込んだ細かな知識と、本文の内容把握問題で精緻な読解力が求められた。難易は昨年並。

大問数・
解答数
大問数4、解答数37は昨年から変更なし。すべての大問で「倫理、政治・経済」との共通の小問が出題された。
出題形式 昨年から大きな変化はないが、語句選択問題がなくなり、正誤組合せ問題が増加(3→4)した。また、6択の問題がなくなり、8択の問題が昨年よりさらに増加(7→10)した。3つの文章から正しいものの組合せを選ぶ7択の問題は、昨年同様2問出題された。
出題分野 昨年同様、現代の諸課題分野が青年期分野と合わせて第1問で出題された。特定の分野に偏ることなく幅広く出題され、現代の思想では、ハンス・ヨナスやコミュニタリアニズムが出題された。その他、源流思想・日本思想・西洋思想が1大問ずつ例年と同様に出題された。
問題量 昨年並。
難易 昨年並。

政治・経済

4大問構成に変更、現代的な課題も含め幅広い知識が求められた。昨年より易化。

大問数・
解答数
大問数(5→4)、解答数(36→34)ともに昨年から減少。第1問・第3問・第4問の一部は「倫理、政治・経済」との共通問題。
出題形式 文章選択問題中心の出題は昨年から変更なし。1行の文章選択問題(10→4)と語句選択問題(9→2)は減少し、2行の文章選択問題(12→15)と組合せ問題(5→12)は増加した。6択の問題が増加(3→8)した。また、統計資料や図表を用いた問題が昨年に引き続き6問出題された。
出題分野 政治分野・経済分野・国際経済分野が2大問、政治分野・経済分野・国際政治分野が1大問、政治分野・経済分野が1大問出題された。すべての大問において、複数の分野を融合した出題がみられた。
問題量 昨年並。
難易 昨年より易化。

現代社会

国際的な視点を含め、経済分野を中心に現代の諸課題が出題。昨年よりやや難化。

大問数・
解答数
大問数6、解答数36個は、昨年から変更なし。
出題形式 昨年と同様に、組合せ問題が2問出題され、それ以外は文章選択問題であった。6択の出題がなくなり、8択が2問出題された以外は4択であった。資料を使った問題は昨年と同様に2問出題された。また、誤文選択の問題が減少(11→5)した。
出題分野 経済分野の出題が増加し、政治分野の出題が減少した。大問の中で経済分野を中心に政治分野が融合的に出題された。また、例年通り課題追究(調べ学習)の問題も出題された。
問題量 昨年並。
難易 昨年よりやや難化。

倫理、政治・経済

倫理分野では、精緻な知識と深い読解力が求められた。独自設問はなく、難易は昨年並。

大問数・
解答数
大問数6で変更なし。解答数は「倫理」19個、「政治・経済」18個の計37個。「政治・経済」で昨年から2個減少した。「倫理、政治・経済」の独自の設問はなかった。
出題形式 3行の文章選択問題が5問増加して10問になった。組合せ問題は、3問増加して12問になり、特に「政治・経済」で2問から8問に増加した。「政治・経済」で空欄補充問題が増加して3問になった。
出題分野 「倫理」および「政治・経済」の各分野から網羅的に出題された。「倫理」では源流思想の設問は今年も他分野の大問にちりばめられた。「政治・経済」では国際経済分野が5問から2問に減少した。
問題量 昨年並。
難易 昨年並。

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